ミウラは人と対話するマシーンだ。

皆さん おはようございます。

土曜日は関西にミウラを買いに行き、そのまま静岡のお客様の家まで走りました。
勿論、事前に一度下見をしてテストの走行をしていたからできたことですが。

それでも土曜日は物凄く暑くて、気温も35度くらい。
勿論クーラーはありません。

それよりも、ミウラの欠点である、キャブレターのパーコレーションのほうが心配でした。
つまりエンジンの熱でキャブが高温になり、ガソリンがタンクからキャブに行く前に
気化し、ホースの中でガスが発生し、ガソリンの流れが上手くいかなくなることです。

そうなると、エンジンも加速時に息を継ぐようになり、最悪、渋滞時にはエンジンが止まってしまいます。
ミウラでなくても、フェラーリのF40も夏はそういう傾向があります。
理由はF40はターボカーなので普通よりも熱を持つからです。(ターボのタービンが高熱になる)

幸い、今回はこのミウラは全然へたることなく、快調に走ってくれました。
勿論、人間は汗だくでしたが。

この車で私が今まで販売してきたミウラは、もう30台以上になるでしょうか。
毎回思う事は、この車は偉大な車だなということ、
つまり、その時代の本当に優れた能力のある人たちが集まって、
彼等の思い通りのしかも、時代の最先端を行く車が出来たと。

いうまでもなく、ミウラは世界で最初の12気筒をミッドシップに積んだ
量産スポーツカーです。

関西から静岡まで、名神、東名を使って約200キロくらい走りましたが
今回のミウラはエンジン、そして足も非常に良くチューニングされた個体でした。
流れをリードする120~130キロで走っても全然問題なし、
4速で4000回転くらいをキープすると、ミウラ独特の12気筒が
ハウリングするような音を出して、ドライバーを興奮させます。

ここの所、この車は相場が急上昇し、売る側の私もとても不本意なのですが
高い金を払っても、十分に満足させるだけのものがあると、再考した次第です。

この際、もう一度言っておきます。
以前から私は、ミウラは借金をしてでも買っておけと言いましたが
私の仰せの通りになったでしょうと。

だから前の相場の事は忘れて、今買えるものを買っておけと。
本当のプロのいう事は正しいと、其処のところを良く考えてみて下さい。

勿論、今回のお客様は大満足でした。

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この個体は ミウラp400でしたが、1か月後には完璧に”s”仕様に変更させます。
当社のメカは今まで数回その仕事を経験しているので、全然問題ありません。
具体的には、オーバーヘッドのスイッチ類の変更、
前後のカウルの開閉レバーの変更、左右のドアーパネルなどです。

p400よりもはるかに使い勝手が良い、Sモデル。
これへの変更希望のp400オーナーがいたら、いつでも相談に乗りますよ。

当社は、ディノとミウラに関して、日本最大数の販売実績を誇る店として
今後も、よりハイレベルの車を作るよう努力を続けます。

ミウラのレストア本は今年の11月ごろの発刊予定です。
LP400,ストラトス、ディノと 3冊出しましたが、全て好評です。

ミウラはテストカーを常時用意してあります。
購入を真剣に考える方には対応します。
ご連絡ください。
電話 045-663-4660 しのもとまで。

週末のイベントのお知らせ。28日土曜日ミウラが3台

これが見れるぜ!!  音も聴けるぜ!!

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この画像は去年の8月 モントレィのコンクール イタリアーナに出した時のもの。

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もうまもなく1月が終わります。
1年の12分の1が終わるということです。
この1ヶ月如何過ごされましたか?
今年は新たな気持ちでとか、挑戦するとか、思っていても
なかなか持続は難しいですよね。
その全ては自分のマインドにあると思います。
つまり、深く考える前に自分の興味のあるところ、その場所に
足を向ける事です。そして歩いていく。
着いたら自分の眼で見てみる。
その後に自分の感想を考える。
良かったか、悪かったか、自分にとってこれからも必要か、否か。
つまり足を向けて歩いていかなければ、なにも新しい感想、感動は無いと言う事です。
これって簡単な事ではないですか?
最近の日本人を見ていると、家に閉じこもって外に出るのが億劫みたいな気がします。
勿論、仕事であったり、日常の活動で外に出なければならない最低限は こなしているでしょう。
私が言うのは、自分の心や気持ちの豊かさを求める事に臆しているのでは
ということです。
寒いですが、首にマフラーでも巻いて外にでましょう!!


さて、今年初めて皆さんにお届けする、当社のイベントのお知らせです。
今週の土曜日 28日
場所はいつも開催する 湾岸高速の 大黒PA
時間は 朝の11時から 昼の3時まで。
持参する車は
ミウラ 3台 例のグリーンのSV 赤のS 黄色のS
ちなみに現在当社には5台のミウラがあります。
なかなか世界でも5台もガレージにミウラがあるところはありません。
それだけ、当社がミウラに力を入れているということです。

その内の赤のSは下の画像の車です。
今日、私自身で50キロくらいのテストドライブをしましたが、
まれに見る、バランスの取れた良い車でした。
一言で言って、非常に乗りやすい車です。
これは販売を目的として持参します。
是非ご自身の眼で御覧頂きたいと思います。
私がお墨付きを与えます。

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ホイールはオリジナルの マグネシュームの9Jです。

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レストアのベースとしても最適ですが、お金をかけずにこのまま乗ることもありです。
車検は昨年の10月に更新したばかり。
とにかくレストアしていない事を考えると 非常に高い水準にあると私が保証します。
是非この機会を逃さずに見に来てください。

富山の酒と魚は美味かった 2012-1-23

先週の末、富山で輸入車ショーにゲストとして参加し、
トークショー、並びにエンジンのサウンドパフォーマンスショーを行った。
日本海側では参加したのは始めてだったが、テレビの告知のコマーシャルのおかげか
非常にたくさんのお客がつめかけ、1日3回のイベントの時には東京でやる時よりも
沢山のギャラリーが熱心に話を聞いてくれた。
私もより気合が入り、4台トータルで 30分くらい喋りまくった。

私は元々学生時代から演説?するのは得意で、
毎回台本なしで、出来るだけ判り易い様に解説した。

会場には若い人も沢山いたが、現物を見て少しでも興味をもってくれたらと願う。


ここのところ、来客が増えてきた。良い事だ。
先日ANAのパイロットの方が来社した。羽田からのフライトの前に寄ったとのこと。
ミウラに乗ってもらい大黒PAまで走ると とても喜んで頂いた。
ディノを買いたいが数百万足りないと言う。
だったらローンを組めば? と私。
買いたいことを我慢するのは身体にも精神にも良くない。
ローンを組むのは自分にプレッシャーをかけること。支払いがとどこらないようにだ。
それを負と見るか、正と見るかはその人の自分に対する気持ちの現われだ。
つまり、自分に自信が無いのか、自分の気をを強くするか、その違いだ。
別に無謀な事をしろと言う意味ではない。
自分の背の届くところにあるものなら、背のびをすることも大事だということ。
最近の日本のすべからくの事が、いろんな理由をつけてマイナー思考になっている。
昨年は なでしこジャパンに励まされたが、結局自分のことは自分でしか鼓舞できない。
こんな当たり前のことを出来ないで、下を向いてもじもじしているようでは
本当に3流国になってしまう。
経済の活性化はまず物を買うことだ。
是非、頑張って欲しい。
当社もお金を出すに値する、不滅の価値のあるものをこれからも提供していくよ。

その不滅の価値
その1、
ランチャ ストラトス
言うまでもないが、この車は1970年代ラリーシーンの永遠に語り継がれる
足跡を残した車だ。
やはり、ミウラなどと同様に価格、相場が上がっているが、
価値のあるものは値段が上がると言う当たり前の事。
今回の車はドイツでフルにレストアされた固体だ。(昨年)
2オーナー、実走 43,000キロ
価格は 3300万 プラスTAX  つべこべいわずに買って置けば必ず私に感謝する日が来る。

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その2、黙って買うべき ミウラ
Miura GB 2011-6


みなさんおはようございます。
寒い日が続きます。
最近は外出時には手袋を愛用するようになりました。
以前は素手でも全然平気だったのに、歳のせいでしょうか?
それでも外に出る時もTシャツにジャンパーというスタイルを死守?しています。
つまりセーターとか ごわつくものを中に着るのが嫌というわけです。

さて、今日は1月16日ですが、早くも1月も半ばを過ぎました。
光陰矢の如しと言いますが、そのとおりです。
無駄な一日などあってはなりません。

今日は皆さまに特別なオファーがあります。
確かにお金の問題でもあるので、全ての皆さんに通じる話では無いと思います。
でも好きなものに対する、知識、認識と言う部分で捕らえていただければ幸いです。

その対象となる今回の車はミウラです。
オリジナルの ミウラ S (確認しました)
履歴が珍しく、27年間ワンオーナー 勿論日本に於いてです。
エンジンは8年ほど前にオーバーホール
全体のコンデションは中の上。
とはいっても ボディに鎖、傷等があるわけで無く、
内装もまあまあです。

最近の世界市場において、ミウラは右肩上がりの評価を受けており
10年前と比べると、現在は2倍以上の価格です。
と言う事は、持っていても損はしないぜと。
あまりこういう言い方は好ましくは無いですが、事実です。

さてその一番重要な値段。
3500万プラス消費税です。

車検は昨年の10月に更新したばかり。
完全なランニングコンデションのミウラがキャステルのお墨付きで
この値段で買えるのはこの車が最後です。
勿論、この車を購入後のレストアの相談にものります。
ちなみに、当社の在庫で 赤のフルレストアのミウラS は4850万です。

miura-at2showconcorso05.jpg

miura-atshowconcorso05.jpg

画像はイメージです。
リクエストを頂ければ現車の画像をメールで送ります。
是非、動いてください。

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車は勿論お見せ出来る状態にあります。
画像と同じ 赤で内装は黒のファブリックです。
横浜まで起こし下さい。

追記です。

オリジナルのSVもあります。 (日本国内に)
画像はイメージです。
現車は 赤で内装は黒です。
多分 日本国内で SVの売り物はこの車だけと思います。

Miura SV right hand-8

Miura SV right hand-5

miura SVJ-3

ランボルギーニの中では1番、ビンテージカーの中でもトップの人気を誇るミウラです。
それには相当の理由があるということです。
昨日も、横浜から東京の代官山までミウラを走らせましたが、
目黒通りをゆっくり流しても、空いたところで加速しても
とても乗りやすく、やはり良い車だと思いました。

ちなみにその車は フルトラに改造、ポイントは無接点、
ですので、どんな時でも1発で始動。
アイドリングも非常に安定しています。
信じられない方は横浜まで起こし下さい。
最良のミウラとはこういうものという事実を見せてあげます。





本格的なレストアとは完成時見えない部分を何処までやるかだ。

LP400 2011 dec2


みなさんおはようございます。
会社は昨日で今年の仕事は終わりにしましたが、私はいつも言うように
長い休みは嫌いなので、今日もお客様を相手に仕事をします。
今日は、某国立大学の准教授の方がお見えになると言うので
楽しみにしています。
今は、フェラーリの458をお乗りだそうですがデイノに大変興味があると。
やはり好きな方はどの世界にもいるのですね。

さて、LP400のレストアの続きです。
前回はまずボディの修復の前にするべきことは、地金の状態を確認するために
古い塗装の剥離をすることからだと説明しました。
この作業は全て手作業です。サンダーという機械を使えば早いのですが
元の金属まで痛めてしまう恐れがあるので、お勧めできません。

下地が出たら次はジグを入れて、車の底の部分をはがします。
大概の車はファイバーや、アルミのパネルで底はカバーしてあるので
それをはがすわけです。

LP400 2011 dec1



そうするとビックリ、40年も経った車の底部は思いもよらぬくらい
錆びてます!!!
つまり雨の日に走ったとか、地面の湿気が底から侵入したとか、
ディノの場合は、エンジンとラジエターとを結ぶウオーターホースが
フレームのセンターの丸い断面の中を2本通っているので、
当然、熱で水蒸気が発生し、それが錆びの原因になります。
BBなども同じです。

その解説は次回にまわして、今回はLP400です。
この車はパイプフレームですので、底面は格子のようになっています。
そこを錆び止めの処理をして強度を確認するわけです。
幸い今回のLP400は保管の状況がよかったせいか、殆ど錆びはありませんでした。

LP400 2011 dec4

LP400 2011 dec6


続きます。

レストアとはボディの地金から行う事。

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みなさんおはようございます。
前回まで、レストアの固体をカナダまで買いに行った話でした。
これを日本に運び、まずやることは試運転です。
勿論車ですから、置物と違い走らせてナンボの世界です。
それも、それぞれの車の新車のときの性能にできるだけ復元することが目的ですから
今の時点で、どれくらい新車時と違うか、判りやすく言えばどれくらいへたっているかを
走らせて、診断するわけです。
この作業は、やはり経験と勘が必要です。
例えばこのLP400の場合、
新車で日本に上陸したのは、1975年、今から36年前です。
2011年の今日、今でも現役で当時から営業をやっているのは、何人?
答えは日本で私一人です。
幸い私は1974年の4月にシーサイドモーターに入社し、
LP400,フェラーリの365BBなど 数々の新車と触れることを経験しました。
私は今年で60歳になりましたが、当時の経験は今でも鮮明に覚えております。

さて、LP400の場合です。
試運転は、最低でも高速道路を距離で30~50キロ、
速度は150キロほどは出さなければわかりません。
あとは一般道でハンドリング、ブレーキ、水温、油温の上昇、エンジンの安定度
など、各種の点検、チェックを行います。
それらを元に、直さなければならない箇所をリストアップし、
それからエンジン、内装、またガラス類を外す作業を始めるわけです。

特に、ガラスはフロントは勿論のこと、サイドガラスでも予備が無い場合が
殆どなので、慎重な作業が必要です。

あらかた外し終わったら、ボディを板金屋に運び、そこから始めるのが
全体のラインの確認の後の、今の塗装の剥離の作業です。
これがかなりな手間がかかります。
逆に言うと、ここからが始まりと言う事です。
最近のよくある塗装屋がこの手の車のレストアを嫌がるのは、
人の手間が かなりかかるからです。つまり割りに合わないと。

この画像を見ると、塗装が薄い、つまり何度も塗りなおしを受けていないのが
判るでしょう。元の色も赤です。
これは珍しい部類で、3回以上塗られているのもよくあります。
いわゆる厚塗りです。手間が余計にかかるのは言うまでもありません。

LP400 2011 dec3

この画像で、足が無いのが判るでしょう。
そう、全部のサスペンションも外して作業を行います。
この後、前後にジグをはさんで、バーベキューのように回転させるのです。

LP400 2011 dec5


幸い当社の下請けには、これらの作業を文句も言わずにやってくれる人が数人おります。
勿論、感謝です。

私一人、あるいは当社だけでは出来ることは限りがあります。
今年も1年沢山の周りの人に協力していただいて、
それの習作が今回の形になって出来ていると思います。

今日は12月の29日ですが、来年も地道に復元作業を行って行きたいと思います。
プロフィール

Castelauto

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