夢の無い時代。

最近、NHKの「ととねーちゃん」という朝の連続小説を見ているが
戦後の復興の時代、人々がいかに苦労したかがよくわかる。

人類は進歩と反省を繰り返してきた歴史を持つが、
今に至っても各地で紛争が絶えない。
何かのSF映画で、ETみたいな宇宙人が
”この地球上で一番野蛮な動物が人類だ”
そう述べていたがまさしくその通りだ。

まもなく終戦記念日が訪れる。
日本に敗戦を決断させたのが、2発の原爆なら
第三次大戦の場合、世界の半分は焦土と化しているだろう。
それほど人類は「反省」という意味を考えない「愚か」な動物ということだ。

さて、世界各地の紛争をよそに、
今年も8月恒例の世界最大の自動車の祭典
モントレィウイークが始まる。

これを毎年実現させている原動力、
これはアメリカ人の自動車に対する「愛情」に他ならない。
はるばる欧州から大西洋を越えてやってきた
「移民」であるアメリカ人の祖先。
彼らはあの広大なアメリカ大陸を移動する手段として
はじめは馬車を使った。
次に馬に代わる動力として開発されたのが
「内燃機」すなわちエンジンだ。
つまり自動車の発達無くして、
アメリカの繁栄は無かったと言っても過言では無い。

日本のように「歩いていける」距離では無かったのだ。
ちなみに、ニューヨークからロサンゼルスまで 6000キロ
江戸から京都まで500キロ、この違いだ。
なので彼らにとって自動車はまさしく「生活必需品」
今でこそ、時代は変わり
「燃費」などというものを彼らも気にするようになって来てはいるが、
昔は車体が大きくても、エンジンがばかデカくて燃費が悪かろうが
A地点からB地点まで無事に移動できればそれで良かったのだ。

そんな彼らの内、成功して富を得た連中が
アメリカにおける自動車の歴史を辿るようなきらびやかなショー、
すなわちコンクールをやるのは当然の事。
何事にも世界一が好きな彼らは
当然世界一のコンクールを行うのが義務だと考えている。
それを具現化したのが、「ペブルビーチコンコースデレガンス」だ。

私は1988年から今年まで28年間
毎年これを見に出向いているが、
そこで学ぶことはあまりに大きい。
単純にレストアのレベル、方法だけではなく
アメリカ人の自動車に対する基本的な考え方、
また、アメリカ人の世界に対する意識
それらがものの見事に分かる。

なので逆に言えば物見遊山で見に行く「日本人観光客」は
ただ圧倒されるだけで、尻込みするだけだ。
だから一度行けばもういいや、となる。

私は自身の職業として、自動車のレストアを選んだ。
なので、当然日本一ではなく、世界一を目指したい。
オリンピックで言えば金メダルだ。
だがそれがいくら難しいかは誰でも解る事
なので、私は自分の能力と相談しながら
地道にそれに続く道を歩もうと思っている。
後継者がいないのが残念だが。。。。
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