時の流れ

皆さんおはようございます。

人は誰でも平等に一日24時間を与えられていますよね。
貧乏人であれ、金持であれ、何処の国で暮らす人にも平等です。
でもこの一見平等に見えることが、案外そうでない、
理由はその使い方です。
睡眠時間が7時間として朝の7時に起床する。
平日なら会社に出勤する為バタバタと支度をし、
急いで駅に向かう
普通会社員とは会社と勤務時間を契約しているわけですから
就業時間内は原則会社に存在しなければならない、
残業が無いとして、夕方の5時か6時、
そこからようやくその日の自由な時間、プライベートタイムが始まります。
そのまま帰宅する人もいれば、同僚と飲みにいくとか
いずれにせよ、就寝する12時までの6時間くらい。

私の学生時代の仲間に最初は「ホンダ技研」に務めたが
今はタクシー会社のドライバーをしている男がおります。
聞くと、仕事はとにかく自由。
朝、会社に行ってその日の配車の手配をして、一歩会社を出たら
あとは、足の向くまま、気の向くまま、
タクシーを走らせ、客が手を上げれば拾い
目的地まで運ぶ、
給料は売り上げの半分、
一日3万円の売上なら1万5千円
1か月25日働いて、実際の手取りが約30万
ただ、問題は毎日必ず売り上げが3万円あるのかという点、
私の友人曰く、「そんなことを気にしても仕方ないよ」 とのこと。
江戸時代の旅籠にいた「駕籠かき」と同じですね。
つまりその日暮らし

今述べたように我々の働き方は大きく分けて二通り
会社と言う組織に拘束されるのか
いわゆる個人事業主として生活を支えるのか
貴方はどちら?
あるいはどちらを選びたいですか?

では私の場合はどうだったのか?
ご存知のように、私は航空高専を何とか卒業して
入れてもらったのが? 「シーサイドモーター」
入社2年目からは憧れの?営業に回され
なんとか地位を保ったが、拘束時間は長く
夜は毎晩9時くらいまではショールームで時間を過ごす毎日
家に帰ると10時、何も出来ない
そんな生活を6年半過ごした。
そのころは営業と言うのはこんなものかと言う感じ、
それよりも何よりも、目の前に当時の最高級のスポーツカーが
有ったわけだから苦にもならない、そう思っていた。

ところが運命は甘くなく
ある日突然、会社の提携先の地方の車屋が倒産
そことまずいことに融通手形を回していたものだから
シーサイドも連鎖的に倒産してしまった。
1980年の2月の事
社長、己晴さんは 「くらちゃん、しばらく台湾にでも出てるからあとは頼むよ」
何をどう頼むの?という話だが、私は素直に「はい判りました」
そこから2か月はとにかくバタバタと対応に追われ(債権者の人たちに)
ようやく気持ちも落ち着いたのが4月頃。
そこから長いブローカー生活が始まったのだ。

今まで割と規則正しい? 生活を送っていたのに
ある日突然、何の制約もない暮らしが始まったら貴方ならどうしますか?
よくあるのが、定年退職で会社勤めが終わり家でゴロゴロ。
つまり「自分で自分の時間を管理できない」パターン。
日曜日が楽しいのは、月曜日にはまた仕事に行けるから
つまり来週の仕事が約束されているから。
しかし、私のように突然職を失ったらある意味毎日が日曜日
問題はそれで食っていけるかということ。
莫大な蓄えでもあれば別だが、大概は直ぐにも生活費用に困窮するだろう。
なので食っていくために自分の時間を誰かに買ってもらう
それが第二のスタートになる

でもそのとき私は我儘にも自分の時間は自分で買おうと考えた。
つまり自分で自分の時間を管理してその中で稼ごうというわけだ。
これは当たり前だが、簡単では無い。
理由は組織ではなく、個人の私の作る時間を誰が評価して、誰が対価を支払ってくれるか
その部分だ。
それでも私は出来るとこまでいってみようと、「個人商店=ブローカー」を続け
あっと言う間に8年が過ぎた
それだけの時間、何も持っていない私を少なからず評価して付き合って頂いた
当時のお客様に本当に感謝している。
正直1台も在庫など持っていなかったし、持てなかったのだ。
ブローカーのある意味天才だね。

話は時間に戻る。
その頃私は30歳代
遊びたい盛りだよね。
けれど時間はあるけど金が無い
だから時間の使い方は本当にショボクレ。
朝の10時か11時くらいまで自宅でウダウダ。
その後、パチンコ屋に行って前日出た台を探すか
近所の親しい車屋に行き、(その頃私は自由が丘に住んでいた)
例えば、オートロマン、インターナショナル通商、アートガレージなど
(今、それらは見事に全部潰れて無くなっているが。)
仲の良い社員とだべってコーヒーを飲むか
女子社員をからかうか
そんな程度。
唯一仕事らしい仕事と言えば、客から預かった車を修理するために
当時の仲間だった永井さんと言うメカニックが起こした小さな工場に
車を運ぶこと。
彼の工場は横浜の戸塚にあったから、帰りは地下鉄。
伊勢佐木町あたりで下車してあたりをブラブラ
そんな全く建設的で無い時間をほぼ毎日過ごしていた。
だから8年なんてあっという間
皆さんには経験が無いだろうが、人間たいして目的の無い毎日を送っていると
「時間と言うものほぼ無意味に新幹線のごとく過ぎていく」
たまに新幹線の駅で通過するのぞみとかがホームを通り過ぎることがあるよね
来たと思ったら轟音と旋風を残してあっという間に通り過ぎる
あの感覚
間違っても1年は365日、時間はたっぷりあると思ってはならない
一番の理由は無為に過ぎる時間はあとに無にも残さないからだ。

続く

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