皆さん おはようございます。
コロナもようやく終息に向かうのかと思ったら、
再び変異株が出てきて終わりが見えません。
当社も新たに、
入口に飲食店等でよく見かける自動検温、アルコールを噴霧する感知器を置きました。
我々自身もそうですが、お客様にも迷惑をかけない為です。
そうこうしている内に今日はもう「1月7日」
既に1週間が過ぎました。
我々「人間」は日一日老化すると言いますが、
時の流れを感じれば感じる程、それを実感致します。
自分自身を鏡で写しても毎日のことだから殆ど分らない。
だからたまに会う友人を見ると、「あぁ、こいつも老けたな」
と実感します。
それは自分自身にも当てはまる事だから、気づく良いチャンス。
先日、長年の友人である「細野 輝ちゃん」に新年の挨拶に行きました。
彼は千葉でもへんぴな所に住んでいます。
横浜からは、アクアラインを利用して高速が繋がっているので1時間位。
彼の場合、正月もお盆も無く、
毎日、自分の気の向く限り、工場に出て作業をしています。
この日も自分の2台ある内の初期型のロータスヨーロッパの全塗装をしていました。


私は「友達」という言葉が好きでなく、身の回りにも殆どおりません。(ほぼゼロ)
理由は、余計な気を遣うのが面倒だし嫌だから。
かと言っても、一人で提灯酒を飲みには行きませんが。(酒は飲まない)
ところが唯一、細野さんだけは何故か一緒にいても気楽。
最大の理由は、「彼の裏表の無い性格」
私と知り合って40年も経つけど未だ変わらないところだ。
しかも、常に自ら相手に率先して「おもてなし」をしようとする。
今時中々いないと思います。(しかも毎回)
昨日も行きつけの「八幡屋」と言う鰻屋に行きましたが、
私に請求書は絶対に渡さず、黙ってレジに向かいます。
そして「経費で使えば良いじゃん」とキャステルオート宛ての領収書をくれます。
「私が払うから」と何度も言うのに。
ささいな事かもしれませんが、
人は他人に気遣い、それを具体的に表す「奢り」
これを貰うと必ず嬉しくなります。
なので私は、自分の身の回りにいる人達には細野さんを見習って
出来るだけ「奢ること」を実行しています。
会社ではスタッフ達へのボーナス。
これは、つまり臨時収入であるわけだから貰って嬉しいのは当たり前。
それが”仕事への新たなやる気”が起きれば尚更だと。
なので私は、ボーナスを毎回「現金」で渡します。
それは目で見て私の気持ちを実感して貰うため。
もし貴方が経営者で、従業員を雇う立場なら一度考えてみて下さい。
「奢ること」の大切さを。
今年は新年からかなり忙しい毎日です。
これも沢山のお客様方のお蔭だと感謝しております。
今年も昨年同様、宜しくお願い致します。
2022年 1月7日
キャステルオート 社長
鞍 和彦