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Dino フルレストア車 タイミングを逃すな

皆さん おはようございます。

昨今、ディノの相場高騰が話題になりますが、
実情は大半がボロ。
そんな、くたびれたディノを手に入れて、
アレコレ手直しても結局は中途半端な車にしかならない。

「本当にディノが大好きで、自分が死ぬまで保有していたい」
しかも「毎回乗る度に、新鮮な感動を味わいたい」
貴方が本気でそう思うなら、
銀行に借金するか、ローンを組んで後はキャステルに任せれば良い。

今まで150台以上のディノを扱ってきて、
しかも20年前から世界最高レベルのレストアを実現してきた
実績とキャリアは日本では当社が唯一無二。

だから、高いだなんだの言葉は聞きたくない。
良いモノは高くて当たり前。
私達は、
お金を払ってくれるお客さんの期待に応える。
またその自信がある。
只それだけだ。

前置きはさておき、今回はとてもレアな車を紹介する。
モデルは 「246GT 勿論ヨーロッパ仕様」
年式は1970年 Mモデル

昨年当社がドイツから輸入した個体。
私の親友、マリオベルナルディというドイツでも有数の車屋が持っていたもので
日本到着時からコンデションは最高だった。
お客はすぐに付き、
リクエストは「予算は無制限で新車同様にしてくれ」
色は 「レッド」
そう言われてプロジェクトがスタートした。

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本当の意味のレストアとは、
まずこの50年も時間が経過した車を生産当時の状態、
つまり「裸の状態」にすることから始まる。

ディノの場合、センターフレームがあり、その上にモノコックのボディを載せた作りだ。
つまりボディパネルも車の強度を保つ部材として作られている。
ところが巷でよくあるディノは、何度もぶつけたり、放置されてパネルが腐り
あるいは錆て、その外面をごまかすため分厚くパテを乗せ
まるで張りボテの様なものが多い。

その理由は、ディノと言う車は、鬼才ピニンファリーナのチーフデザイナー
「フィオラバンティ氏」のどこにも比べるものが無い個性的なデザインにある。
F40 デビュー

立っている黒いジャケットの人物が「フィオラバンティ氏」
これは1988年のF40のマラネロで行われた発表会の時
エンツォ最後の公式行事参加と言われる貴重な一枚。

つまり、あのフェンダーなどの丸っこい曲面だ。
しかし意外と当時の工作精度は低く、
事故などに合うと、元通りにバランス良く直すのが難しい。

だからキャステルのトップレベルの修復ではいわゆる「総剥き」を行う。
つまり塗装もパテも全て剥がして、ボディパネルだけの状態にする。
そうすると塗装の上からでは見えなかった
その車の本当のヒストリーが見えてくる。

こんなディノも良く或る。
だから「普通の塗装屋では手に負えないのだ」
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今回のディノはさすがに下地も良かった。
dino touniti 2022 aug-1
dino touniti 2022 aug-2
dino touniti 2022 aug-3

ところが、順調に作業が進んでいる時、
ロンドンから「206Dino」の情報が寄せられた。
クラシケ付き、フルレストアだと言う。
お客さんに伝えると 「それも欲しい。」
結果、いつもの?エアーカーゴで成田にやって来た。
dino 206 hisada-8
dino 206 hisada-9
dino 206 hisada-10

「時は金なり」がその方の口癖だ。
しかしそのホワイトの206Dinoを見たら、
「俺、これだけで良いや」
それで今回の246が売りに出ることになった。
条件は、いつもの様な「キャステルクオリティ」
クラシケも取得する。

勿論、外装色、内装はお好みで。
クーラーも取り付け可能
全ての電子部品は最新のモノにアップグレード
納期は 今年いっぱいを予定
価格は7000万の消費プラスで「7700万」
勿論3年車検付き。
通常は、6000万が車両代金、
レストア費用が 最低2000万
二つの合計に消費税を加えると 8800万になる。
このように、今回はかなりお得な設定だ。二度とは無い
またそれに必要な時間は、通常2年は最低でも掛かる。
今回は短い時間も価格の内だ。

問い合わせは
045-663-4660
フロント しのもまで。

人生は待っていても棚からぼた餅は降ってこない。
餅を喰いたければ自らジャンプすることが必要だ。





プロフィール

CASTEL AUTO

Author:CASTEL AUTO
「子供の頃から純粋に車が大好きだった」

そんな無邪気な少年は自然の成り行きで
1974年、伝説のシーサイドモーターに入社。
49年経った現在も車に対する愛情と情熱は冷めやらぬまま
今日もひたむきに走り続けている。

キャステルオート
鞍 和彦

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