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フェラーリ 308GTB

皆さん おはようございます。

「世界情勢が不安定になればなるほど普遍的な物の価値が高くなる」
これは古今東西、世の常です。
理由は簡単、誰でも安心安全な物を求めるから。

その意味で言えば、私が扱う「ビンテージスポーツ」
中でも王道は、「フェラーリ」「ランボルギーニ」と言って間違いありません。
それを如実に反映して、ここ最近のこれらの車の国際相場、
日本のマーケットは、只それに影響されているだけですが、
わずかここ3~4年で飛躍的に伸びています。

ただし私の考え方は、
これらの車は本来愛好家が自分が楽しむ為に所有するべきもの。
その楽しむ意味も、
古いけどそれを感じさせない
「アナログ」のドライビングを自分の腕と頭で堪能する事。(クラッチ操作とか)
この目的の為であると思います。
けして他人に自慢する事や、相場が上がったことで、
高く売れば儲かるなどの姑息な考えを助長する道具としてではありません。

そうは言いましても、当社は「営利企業」 
ボランティアで商売をしている訳ではありません。
なので私の立場で言えば、お客様の金銭の負担をどの様に減らし
尚且つ、その中で何がベストかを提案する。
これが今、私に求められている課題だろうと真剣に思います。

それは私の48年に及ぶ車屋としての生き様の集約でもあるからです。
そこで私が考え、お勧めする車から数台を選び
皆さんに提案していきたい。そう思います。

まずは現在当社保有車両からです。
1979年式
「フェラーリ308GTB 欧州仕様 キャブレター、ドライサンプ」

308GTB 2022 oct-3
308GTB 2022 oct-1
308GTB 2022 oct-2
308GTB 2022 oct-4
308GTB 2022 jan-7
308GTB 2022 jan-8
308GTB 2022 oct-5
308GTB 2022 oct-6
308GTB 2022 oct-7

「何故この車を仕入れたか?」

言うまでも無く、この308シリーズは12気筒意外のスモールフェラーリとして
ディノシリーズから受け継いだ時代の転換期に生まれた名車です。
デザインは、ピニンファリーナのチーフ フィオラバンティ氏
小さいながらもバランスの良い、躍動感のあるデザインを与えました。
それが証拠に高く評価され、
308シリーズは、1977年の初代から1984年まで続き、
そのマイナーチェンジとして328に引き継がれ長く愛されました。
その間、グループCの挑戦として、288GTOが作られましたが、
これも308がベースです。
ちなみに私は、この288GTOをバブル時に5台同時に日本に輸入し販売しましたが、
現在高騰して4億円近い相場です。

話は戻ります。
私が在籍していた シーサイドモーターはいち早く、
この308GTBを輸入しました。
初期のファイバーグラスモデルです。
その数20台くらいの新車。
当時ナンバーワンセールスだった私は10台以上を売りました。

KAZU-4_20221006113236239.jpg

最初の印象は、「ディノと比べてボディ剛性がしっかりとしているな」
またエンジンは3リッターになりトルクが増した。
一番良いと感じたのは、
「ハンドリングが非常にシャープになり全体の安定度が増したな」という印象でした。
昨日も動画の撮影で走らせましたが、
その印象は殆ど同じで、43年もの時間を感じさせないものでした。

今回、私はこの車の良さを体感して頂く為に
「同乗試乗会」を行います。
ご希望の方は是非ご応募下さい。
お待ちしています。

車は走ってナンボ。
ショールームの中だけじゃ本質は分らない。
これがキーワードです。

昨日撮った走る308
この動画をご覧下さい。
↑↑こちらの青文字をクリック!

エンジン回転は 1速、2速で 6,000回転くらいです
308はこの後、キャブからインジェクションと変わりますが、
レスポンス的にはキャブは断然勝ります。
つまり走らせて面白い=アナログ感を味わえる
そういう事です。

最後にお値段です。
車検3年付き、スポーツカーに取り、非常に大事な足回りの
オーバーホール、
具体的には サスペンションのブッシュ、ショックの交換
ブレーキのキャリパー オーバーホール
等を含んで
税込み、1975万円
これで提供します。
内装の色変えなどは相談に応じます。

ご相談、ご予約は 
「045-663-4660」
フロント しのもとまで。
午前10時~午後3時迄にお電話下さい。

プロフィール

CASTEL AUTO

Author:CASTEL AUTO
「子供の頃から純粋に車が大好きだった」

そんな無邪気な少年は自然の成り行きで
1974年、伝説のシーサイドモーターに入社。
49年経った現在も車に対する愛情と情熱は冷めやらぬまま
今日もひたむきに走り続けている。

キャステルオート
鞍 和彦

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