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人の生き方、そして死に方

私の愛犬ミニチュアダックスの「ルル」牝15歳 
ここ半年前から、後ろ足の筋肉が弱まり動きにくくなっている。
医者に見せたら、脳の病気だから回復は難しいと。
つまり「寿命だ」

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以前、読んだ本には、
「象は年老いて自分の寿命が尽きたことを悟る」と
群れから離れて「死に場所」を探し、そこで座して死を迎えるという。

「日本でも昔は「姥捨て山」という言い伝えがあったよね?」

そして現代、
少なくとも、この日本では殆どの人が「病院で死んでいく」
それも集中治療とか、余計なお世話を講じられ、
本人の望みとは関係無い部分で「延命医療」を施される。

「私?」
私は矢沢永吉の歌詞では無いが、「畳の上では死なねぇぜ」
姥捨て山では無いが、大地を見渡せるような丘の上で景色を眺めながら
一人静かに息を引き取るのが理想だ。

「何故こんな事を書くのか?」

皆さんご存じの様に、韓国ソウルの繁華街で起きた事件
ハロウィンイベントに若者が10万人も集まった。

「そもそも、ハロウィンが何の祭りなのか知ってるの?」

実は私も正確には知らなかった。
なんとキリスト教とは関係が無い。
詳しくは このウィキペディアを参照

ここに書いてある様にアイルランドの古代ケルト人の祭りからきている。
キリスト教の行事では無い。
多分そんな事も知らずに、
我が国でも渋谷を中心に大勢の若者(バカ者と言う)が仮装などをして騒ぐ。
彼等からすれば、公の場で馬鹿騒ぎが許される特別な日。
そんな認識なのだろう。

だから老いぼれからすれば、
「何かこいつらの行動に意味があるんか?」となる。

実際、何の意味も目的も無いタダの馬鹿騒ぎの場だ。
それで一晩過ぎて、無事に終われば
「若者のストイレス発散」であとはゴミ拾いだ。

ところがお隣の韓国
一夜にして150人以上もの若者の命が奪われた。
私も訪れたことがある、「イテウォン」という繁華街だ。
狭い通りを歩いていると、
オバさんが「良いモノがあるよ来て」と声を掛けて来る。
付いて行くと店の裏に、ルイビトンのコピーがずらりと並んでいる。
そんな通りだった。

まさかこの日、若者達はビトンのコピーを買いにきた訳では無い。
若者同士集まって、多少でもハメを外し楽しもうと来たに違いない。

「でも実際はどうなったか?」

まだまだ生きていけるはずの未来ある若い命が多数亡くなった。
「其処に何か意味があるのか?」
何も無い、無駄な死。

これはその家族からすればやりきれないだろう。
けれど、そこで死を迎えた人の行動、選択も自己責任だ。
キツい言い方だが。
死んでから、幾ら後悔しても生き返りはしない。

そこで
「今日の教訓」

我々の「生命」これは言うまでもなく「限りあるもの」
どんな大金持ちでも、偉い坊さんでも必ず終わりが来る。
であればこそ、「生きている時間を大切にし、且つ楽しまないと意味が無い」
これに尽きる。

我々日本人は常日頃、「ストイック」な生き方が多いと言われる。
真面目に働く、これは勿論美徳だ。
けれど、「生きていく上で楽しい事を、どれだけ出来たか」
これがその人の人生の評価に繋がる事は間違いない。

是非私も含めて寿命が尽きるまで、
「楽しい、正しい生き方を模索しよう」
これが今日の命題だ。

鞍教、教祖
鞍 和彦
お布施は美味しいお煎餅で宜しく。

「私の親友 細野 輝ちゃん」

彼の事を好きな理由は、ロータスそれもヨーロッパ一本に拘り、
自身も1974年に新車でディーラー「アトラン」から買った個体を今でも維持している。
その拘りに敬意を払うからだ。

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この人は、私がモントレーを始めて訪れた時(35年前)から
必ず毎年自分の古いレースカーで参戦している。
続ける努力に敬意を払う。
「趣味とは続けるからこそ趣味になる」そして人格になる。

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プロフィール

CASTEL AUTO

Author:CASTEL AUTO
「子供の頃から純粋に車が大好きだった」

そんな無邪気な少年は自然の成り行きで
1974年、伝説のシーサイドモーターに入社。
49年経った現在も車に対する愛情と情熱は冷めやらぬまま
今日もひたむきに走り続けている。

キャステルオート
鞍 和彦

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