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打たぬ鐘は鳴らぬ

皆さん おはようございます。

この一見、当たり前のように思える言葉は、
物事の「真理」を突いている。
いくら荘厳な飾りを身に纏った「鐘」であっても、
「人物」であっても、鐘を打って初めて音色が分るし、
人は言葉を交わし、初めて内面が見えてくる。

つまり物事の本質を見ようとするなら、
本気で鐘を突く意気を持たねばならないし、
もの怖じせず声をかける勇気を持たねばならないと言うこと。

では、この言葉の解釈はどうだろう?

「成せばなる 成さねば成らぬ
成るものを成らぬと言うは成さぬ故なり」

この言葉は自分自身に問いかけるフレーズ
「意味は分るよね?」
物事はやってみないと分らない。
それをやる前から知ったかぶりしてやらないのは浅はかな人間。

つまり、まずは「行動ありき」
これは相手が仕事でも、女でも同じ事。
俺には能力が無いからとか、顔もイケメンでも無いしとか
出来ない男は大体、「自己否定」から始まる。

次の言葉は、
「実行せざる思いつきは空想と称し、また妄想と称す」

「俺はフェラーリのオーナーになりたい」
けれど値段が高いし、何よりもカーチャンの意見が気になる。
「貴方は自分の趣味と家族、どっちが大事なの?」

そう問われた時に貴方は「うるせー、どっちも大事に決まってるだろう
と言えるか?」

もし思いつきで無く、心底そう思うなら
それを証明するしか無い。
フェラーリを買う為に朝晩熱心に仕事をし、
カーチャンや子供の面倒も出来る限り見る。

すると相手は貴方のことを、
単なるフェラーリが欲しい男では無く、
「人生を有意義に生きる為に努力する男」だと評価するだろう。

それが「打たぬ鐘は鳴らぬ」に通じる。

もし貴方が幼い時から車好きで大人になった今もそうだとする。

横浜に「キャステルオート」という洒落た名前の車屋があった。
そこのオヤジは1974年から今まで、48年間も
イタリアのスポーツカーを専門に飽きずに扱ってきたという。
当時、新車だったディノにしろ、ミウラにしろ、今ではビンテージと呼ばれている。
「とても興味深い」
「一度訪ねて話を聞きたい」
「けれどブログを見ると何だか怖そうなオッサンだ。」

実際私は物事をストレートに言う。
回りくどい言い方は嫌いだ。

その理由は 「生きてる時間は砂時計と同じ」
上から下へ落ちていく砂は速い人もいれば遅い人もいる。
けれど必ず万人の「砂は無くなる」
だから「砂の一粒、その一分一秒でも無駄にしたくないから」
それ故
貴方がキャステルの門をくぐり、私という鐘を打てば
必ず「貴方にとって心に響く音色=言の葉」が返ってくる。
これが「一期一会」の源だ。

当社の門はいつでも開かれている。
美味しい煎餅を持参して尋ねてくれ。

キャステルオート 社長
鞍 和彦

IMG_4513.jpg

フーテンの寅さんで有名になった、
葛飾柴又の 「帝釈天」
ここへは良く訪れる

プロフィール

CASTEL AUTO

Author:CASTEL AUTO
「子供の頃から純粋に車が大好きだった」

そんな無邪気な少年は自然の成り行きで
1974年、伝説のシーサイドモーターに入社。
49年経った現在も車に対する愛情と情熱は冷めやらぬまま
今日もひたむきに走り続けている。

キャステルオート
鞍 和彦

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