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2022年今年最後のお仕事

皆さん おはようございます。

本日は12月28日。
当社も昨日で今年の営業を終了させて頂きました。

今年もコロナで1年明け暮れた年でしたが何とか無事に終えることが出来ました。
世界経済も不安定な中、元々保守的な日本人の事、
「不要な買い物は控える」の例え通り、当社も販売実績はさっぱりでした。
けれど当社のもう一つの柱になっている「レストア部門」
こちらは大忙しで猫の手も借りたいくらいの状況でした。

現時点で
「ミウラ」4台
「ディノ」3台
「カウンタックLP400」 1台
「365GTC/4」1台
これだけの仕事を与えて頂き、
5人いる当社のスタッフも大忙しの状況でした。

その中でも当社が最も得意としている「ミウラ」
この車は毎回レストアをしていて思うのですが、
修復に至っては、「もの凄く手強い」
理由は50数年前に作られたこの車、
はなから「量産車」としての完成度が低くプロトタイプの発想を取り合えず形にした。
なので至る所に設計の不具合、手抜きの箇所多々、等
それらが当たり前の様に混在する。
そういう車です。

なので、「ガンディーニ」のデザインした比較対象外の美しいボディデザイン
それも「フロントカウル」「センターセクション」「リヤーカウル」と3つに分かれますが、
それらのフィッティング、前後に開いた時のバランスなど非常に繊細且つ、デリケート。
並の板金屋なら、私の注文を聞いただけでギブアップします。

miura 2021 dec-1
miura 2021 dec-2
miura 2021 dec-3

それだけに終わらず、カウルを開けた時に見えるメインメインフレームと、
カウルの内側を構成する網のような骨組み
そして丸見えのサスペンション部分
これらを仕上げるのは並大抵ではありません。

例えばアメリカの最大イベントである
モントレーで毎年8月に行われる「コンクールイタリアーナ」
名前通り、”イタリア車のコンクール”
そこにミウラも毎年数台参加しています。

今年は1台だけでしたが、このグリーンのP400
DSC00093_20221228104441fe5.jpg
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ランボルの元テストドライバー バルボーニさん
頭がかなり禿げてきた。

ここで見るミウラは私の目で見て殆どが70点クラス。
「これは凄い!」と驚くレベルの車は、まずありません。
だからこそ「私は100点が取れるミウラを作りたい!」
それが目標で、それが現実の作業でした。

私が毎日、口うるさく言うせいか、
最近の仕事は仕上がりで90点は付けられるレベルに来ています。
おそらく素人の方が見たら、100点に近いと感じるでしょう。
なので私は私意外の専門家が見ても、素人の方が見ても
文句なしの100点を与えられる「完璧なミウラ」を作りたいと。
これが目標です。
またそれが私のライフワークです。

miura 2022 dec-1
miura 2022 dec-2
miura 2022 dec-3
miura 2022 dec-4
miura 2022 dec-5
miura 2022 dec-6
miura 2022 dec-7

今回は4台請け負っていたミウラの1台が年末完成しました。
横浜で400キロほどのテストドライブを繰り返し、
お客様が待つ九州にフェりーで運びました。
勿論、横浜からフェリーが出るお台場までと新門司港から福岡までは「自走」です。
その100キロくらいはクリアして当然。
それが私のプライドです。
miura 2022 dec-8

今回は前からの課題であった、ヘッドライトのLED化に取り組みました。
理由はオリジナルは、もの凄く暗く、到底実用には耐えないものだったからです。
結果はかなり良好でした。
ミウラのオーナーで希望の方がおりましたら、ご連絡下さい。
miura 2022 dec-9
このキャステルのプレートが「私のID」です。
50年後、100年後の人にレストアの意義を伝えることが目的です。
miura 2022 dec-10
miura 2022 dec-11


今回は整備のために戻した、ディノ206GTと2台のコンボイでした。
「お客様に喜んで頂く」
それを今年も締めくくりで終えた事に感謝です。

来年も
「小さいが中身のある仕事をする」 
キャステルオートを宜しくお願い致します。
皆様方におかれましても、
より良い年をお迎え下さることを祈念致します。

2022年12月28日
キャステルオート
社長 鞍 和彦


プロフィール

CASTEL AUTO

Author:CASTEL AUTO
「子供の頃から純粋に車が大好きだった」

そんな無邪気な少年は自然の成り行きで
1974年、伝説のシーサイドモーターに入社。
49年経った現在も車に対する愛情と情熱は冷めやらぬまま
今日もひたむきに走り続けている。

キャステルオート
鞍 和彦

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