皆さん おはようございます。
皆さんも聞いたことがある、
中島みゆきの「時代」私はこの歌が好きでYouTubeなどでよく聞く。
聞きながら、自分が過ごしてきた、
1,青春時代
2,社会人なりたての時代
3,ブローカー時代
4,ようやく自前の工場を立ち上げた時代
5,海外に積極的に出向き見聞を開いた時代
6,60歳を過ぎ仕事に円熟味が出たかなと思った時代
7,そして70過ぎて、そろそろ終活かと思う今日この頃
そんな、それぞれの時代に於いて
自分がどの方向を向き、どれだけ自分の立ち位置を考えていたか
それらをこの歌で反芻出来る気がする。
当たり前だが、
「人間は犬、猫などと同じ寿命がある動物」
それをこの世界では、
人間だけが優れた頭脳を持ったが為、病気に対する不安から
伝染病が起きれば、感染者を隔離し(過去にはライ病患者など)
何とか必死に特効薬を開発しようとあがく。(癌の特効薬など)
死は誰もが不可抗力と言うことを頭で分っていても、
思考能力が他の動物より勝る故、
「観念」で長生きをしたがる。
よく死期を悟った象(アフリカのサバンナなどで生息する)は、
人知れず仲間の群れから放れ、一人(一匹)で静かに死んで行くという。
それが本来の動物の本能だ。
まさか犬や猫が自分が死ぬ時、「仲間に看取られて死にたいと思うのか?」
それを望むのは「人」だけだ。
人は知能を得たばかりに、
「死ぬ時まで家族や友人に助けられたい、看取られたい」
そういう欲張りな「概念」を持つ。
また、それとは真逆に自分の人生を否定するか、
この面倒な時代、社会に生きて行く努力を放棄したい人間は「自殺」をする。
自分で自分を「殺すことが出来る」のは、この世の中で人間だけ。
まさか犬や猫が生きていくのが嫌になり崖から飛び降りるか?
それだけ人間は知能を得た為に苦しむことになった。
それがまだ、地球誕生から時間にして1%も満たないのに
全世界を我が物にしたような振る舞い、
鉱物資源、原油(元をただせば過去の動物の死骸)などを
好き勝手にむさぼり食う人間の本性でもある。
それと比べたら、
幾多の種類が存在する人間以外の動物の
何とピュアな生き方な事か。
例えば、
ライオンは自分と自分の家族を養うために最低限必要なだけ「狩り」をする。
とてもシンプルな生き方だ。
人間は欲深いから、他人の土地や他人の国であろうが
根こそぎ富や財宝(金や宝石類)を奪う。
せめて良識有ると自覚する私や皆さんは
「奪う」のでは無く「与える」
これを心がけて欲しい。
人一人の力は弱いが、人の観念は強い力を持つことが出来る。
これを忘れないで生きて行こう。
それが混迷の現代社会に生きる我々の義務だと思う。
私の愛犬「チャッピー」が先日15歳の天命を終えた。
悲しいけれど、仕方が無い。
生きている者の性だから。