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我々の歩む道

皆さん おはようございます。

昨日まで池袋東武デパートで「昭和レトロ展」に参加していた為、
ブログの更新が遅くなりました。

僅か6日間のイベントではありましたが、
デパートという場所は本当に沢山の人が訪れます。
失礼を承知の上で言えば、
東武は電鉄の沿線も含めて「庶民の雰囲気」
けして上品にお高く気取る訳ではありません。
なので私も、一日数回の「トークショー」は、出来るだけ
フランク且つシンプルに、
車好きの方が興味を持てるお話を心がけました。

その一番の趣旨は、
「どの車も愛されるべき存在としてこの世に生まれている」
つまり人間と同じ。
北欧の人の眼がブルーで、ブロンドの美人であろうが、
アフリカの灼熱の大地に産まれ、肌が黒くて髪の毛が縮れていようが、
「ホモサピエンスの子」であることに変わりは無い。

つまり平等である、または平等でなければならない。
この観点で言えばクルマも同じ。
大量生産の大衆車であろうが、限定生産の特殊なスポーツカーであろうが
「人間を乗せて走る道具」に変わりない。

事実私も10代の頃、バイクしか知らなかった時に4輪免許を取り、
ホンダのN360と言う軽自動車をオヤジに買って貰い
何が一番感動したかと言えば、
”雨の日でも身体が濡れずに移動できる事”
自動車の役割とは、これが究極の役割だと思った。
その感覚は50年以上経った今でも変わらない。

確かにクルマが世界的に普及するにつけ、
車体のデザインやエンジンの馬力など多種多様に変化してきた。

例えば今回のイベントにしてもそう。
そこに昭和を代表する「TOYOTAカローラ」を展示するより、
ポルシェのほうが注目度が高い。
しかも現実として、
仮にとても綺麗なカローラがあっても数百万。
ところが今回展示したポルシェカレラは一億円。

何故そんなに差が出るのか。
「ポルシェはカローラの数倍速い?」
「あるいはデザインが綺麗?」

私は今回、百貨店を訪れる
若い子からお年寄りまで毎日大勢の方々を見ていて、
人間とは自分の脚で歩き、眼でモノを見て口で喋る。
そこは基本平等だ。

私自身も、「高級な高額車両」を扱うからと言って、
何ら「奢る理由は無い」
もっと謙虚な姿勢や考え方を持つべきだと少なからず反省した。
我々一個人は、
「何故生まれ、何故生きているのか、死ぬまでに何をしたいのか」
これを自分自身に問うこと。
これが大事だ。

そうすれば、「自分勝手に自殺を図り周りに迷惑をかける」
その様な浅はかな行動はしなくなるだろう。
我々は「個」では無く、「集団」で生きている。

これを私は今回のイベントで学んだ。

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プロフィール

CASTEL AUTO

Author:CASTEL AUTO
「子供の頃から純粋に車が大好きだった」

そんな無邪気な少年は自然の成り行きで
1974年、伝説のシーサイドモーターに入社。
49年経った現在も車に対する愛情と情熱は冷めやらぬまま
今日もひたむきに走り続けている。

キャステルオート
鞍 和彦

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