皆さん おはようございます。
今週は何かと忙しい日が続きました。
その中でも大きな出来事は、
私の盟友である「細野 輝」が倒れたこと。
いつもの仕事場で倒れているのを、
たまたま訪ねて来た友人が見つけ、
直ぐ様、最寄りの救急病院に搬送されました。



原因は「脳出血」
脳内を走行する細い動脈が破れて血液が漏れ出る病気。
血管から漏れ出た血液は血腫という塊を形成し、脳にダメージを与え
手足の痺れや言語障害など様々な症状を引き起こす。
幸い発見が早かったので大事には至らず、
3日後の今朝は集中治療室を出て、一般病棟に移されました。
まだ、まともに会話は出来ない状態ですが、
「生きていて本当に良かった」
彼は私より2歳上の74歳。
つまり人間は大体60歳過ぎると、
誰でも身体の衰えから来る病気になる可能性が高い。
普段は他人事の様な気がしていても、
親しい人間がそうなると、
やはり「生き物の命には限りがある」事を改めて実感します。
昨日、我が家の愛犬だった「ルル」の納骨をしたお寺に参拝に行きましたが、
棚の上下には沢山の小さな骨壺と生前の可愛い写真が飾られ、
その周りには好物だったと思われるドッグフードなどが置かれていました。
それを見ると、
いかに、その子達が飼い主さんに愛されていたのかが分かります。
勿論、我が家の「ルル」も同様です。
犬は平均寿命が小型犬で15~16歳
人間は男が81..6歳 女は87.7歳だそうです。
では72歳になる私の場合、
平均寿命まで生きるとして残り年数は10年を切る!!
これはある意味ショックです。
10年なんてあっという間。
これは私に限らず、どなたでも感じることでしょう。
それより厳しいのが、「癌患者の余命宣告」
医者から貴方は長くて3年短ければ1年などと言われ、
平然とそれを受け止める人はいるでしょうか?
散々やりたいことをやってきた私でさえ自信がありません。
つまり人間、「生きている内が華」
その”華”を今後どう咲かせるかが大切だという事。
おそらく社会人で有る我々の中で、
世間に名を揚げる事が出来るのは、ごく僅か。(犯罪でも犯せば別ですが)
私の場合、
特に目覚ましい発明をした訳でも無く、
たまたま
好きなスポーツカーに触れる職業で身を立てて生きてきただけ。
なので私のポジションは、
私が経営するキャステルから車を買って頂けるお客様に
出来るだけの「満足」を感じて頂く。
これ以外ありません。
口にするのは容易ですが、実行するのは大変な事。
けれど「天命」という言葉がある様に、
「人には各々生きて義務を果たす」
この責任があります。
例えば、子供をしっかり育てる義務。
自分の周りの人間や奥さんを幸せにする義務。
会社で自分が与えられた職務を責任持って果たす義務。
これを仮に放棄するなら、
浮浪者やホームレスになりかね無いでしょう。
今回は、輝ちゃんが倒れた事で、
より一層、自分の成すべき事や自分の置かれた立場、
その責任について考えさせられました。
「貴方の置かれたポジションはいかがですか?」