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LP400は稀代の名車なのか?

2011 12 19_4955


皆さんこんにちは。
今年もあとわずかですが いかがお過ごしでしょうか。
先日、所用があって大阪に行き、ついでに私の生まれた天が茶屋に足を延ばして
みましたが、驚く事に私が小学生の頃の記憶と、町並みは全く同じで
その代わりと言えば当然ですが、全体に古くなり、しかも当時小学校に登校していた
道筋に合った、小さな個人商店はほぼ100%店を閉じていました。
つまり後継者もいない、売上も伸びない、これでは潰れるのが当然でしょう。
橋本氏が大阪改革などの音頭をとって改革を目指していますが、
心斎橋や道頓堀などの黙っていても人が集まる場所からではなく、
低所得者の密集した町並みが今でも残る、下町からの改革を目指さなければ
真の改革とはいえないと思います。
つまり貧富の差の解消です。
日本はいつの間にか1億中流などと言われるようになりましたが、
この大阪のような大都市でもその恩恵は受けていない人が沢山います。
ましてや、地方都市ではもっと格差が開いてきているのではないでしょうか。

つまり政治家は庶民の目線で腰をかがめてみる事が大事と。
私の職業でも、お客様のニーズを真摯に受け止めそれを結果として残すと
これが大事と思います。

その結果の話ですが、今月発売の 外車情報 F ロードで
巻頭から当社が今年9月に納車した カウンタックLP400の記事数ページの中で
ライターが今まで見たことが無い、新車のオーラを感じる出来上がりだ、
とコメントを頂きました。もちろんお世辞もあるでしょうが
この車はプロデュースした私にも、日本でこれだけの仕事が出来るんだ
と、満足のいく仕上がりでした。
宜しければ書店で見てください。

今後もこの車に限らずレストアの幅を広げて行きたい、
そう思います。
是非、どのような車でもキャステルにご相談下さい。

ここ数日のこのブログは紙面で紹介仕切れなかった部分も
載せていきたいと思います。

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御覧の様に内装はカウンタックのオリジナルカタログと同じ色調の皮を作りました。
ダッシュはオリジナルに一番近いイメージの、アルカンターラを用いました。
絨毯も同じです。  このように内装は色のバランスが大事と言う事です。
勿論、使う素材も吟味する必要があります。
基本はオリジナルの再現です。

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12気筒エンジンはいわば芸術品です。
ですので、中身のオーバーホールは当然ですが、組み立てた時の美しさにも
気を配るべきです。
基本は黒い部分はより黒く、光る部分はより光るように、
つまりコントラストを付けるということです。

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プロフィール

CASTEL AUTO

Author:CASTEL AUTO
「子供の頃から純粋に車が大好きだった」

そんな無邪気な少年は自然の成り行きで
1974年、伝説のシーサイドモーターに入社。
49年経った現在も車に対する愛情と情熱は冷めやらぬまま
今日もひたむきに走り続けている。

キャステルオート
鞍 和彦

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