皆さん おはようございます。
イタリアンスーパーカーの中で、異色な経歴を持つのが
このデトマソです。
創業者 アレッハンドロ デトマソというイタリア系のアルゼンチン人が
いわゆるスポーツカーメーカーとして参入したのが、始まり。
この人の経歴は非常に面白く、小説が書けるほど。
その中でも バレルンガ、マングスタは今でも高い人気を誇っております。
最大の特徴は全ての車のエンジンソースをフォード社製のものを使った事。
これは当然、経費のかかるエンジンの開発生産を低いコストに抑えるため。
また、その後のメンテナンスも楽であろうとの意味でした。
結果、マングスタの後継車として製作された パンテーラはアメリカ市場で
高い人気を得て、かなりの台数を売りました。 約7000台
但し、フォードの全面協力で販売したわけですが、年間2000台は彼らには
満足のいく台数ではなく、次第に販売台数も落ち込み、1972年頃がピークでした。
ただし、車は残ります。
今でも全米パンテーラクラブが活動し、愛好家が集まります。
一つの理由はアメリカ人が好む、改造がたやすいという理由でしょう。
ここにお見せする3台もかなり改造されています。
昨年お客様からリクエストがあり、調べた時に出てきた車です。
興味のある人がいましたら、連絡ください。







