レストアとは新車時の製作過程を復元することだ。

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皆さん今日は。
今日は2011年12月23日 いよいよ今年も残りわずかになりました。
当社も沢山のお客様のおかげで、無事に今年も終えられる事が出来るようです。
この激動のしかも世界的に不況と言われる今日で、勿論日本も例外ではありません。
しかも震災と言う大きなハンデを負って、明るい話題と言えば なでしこジャパンの活躍くらいしか
思い浮かばないような1年でした。
しかし、黙っていても年は超し、また新しい年を迎えます。
過去を引きずるより、未来を考えるのが良いのは当たり前の話です。
家政婦の三田さんも最後は大笑いはしませんでしたが、微笑を取り戻しました。
是非新年は新しい気持ちで、自分の人生、生きがい、目標を新たに設定しなおして
第一歩を踏み出して欲しいと思います。
勿論私も正直苦しかったこの1年を振り返り、(売りあげが3億5千万から3億になった、前年比)
来年もしっかりとした基盤で仕事をし、皆さまの期待に応えて行きたいと思います。

特に私が目標としている、ビンテージカーのレストアの仕事においては
ディノは勿論の事、ミウラ、カウンタックLP400,ディトナ、ストラトスなど
多数の仕事を任せられ、それを形として残す事が出来ました。
勿論やるからには私の経験、知識、記憶を総動員して、
しかもその素材には徹底的にこだわり、世界中を駆け回って探す事もいたしました。

今日はその中の1台であるカウンタックLP400 を解説したいと思います。
このプロジェクトは東京の当社にとりVIPのお客様からの注文で話が始まりました。
ランボルの象徴であり70年代の正にスーパーカーと呼ぶにふさわしい
LP400の最高のものを手に入れたい、、、
その希望をかなえるためには、対象となる車を探さなければなりません。
ところがこのLP400,1974年75年と2年間にわずか150台のみの生産車です。
ディノは3500台あまり、その対比で考えてもいかに良いものを探すのが
困難かは想像がつくでしょう。

私はリクエストがあれば、まずは自分の国、日本にある売り車を探します。
それが無ければ、ヨーロッパ、アメリカとなるわけです。
但し、オーダーを貰った時点で私の考えは、フルのレストアを行うしか
顧客の満足を満たす事は出来ないなと。
理由はこの車は製造から 37年の時間が過ぎ、しかも意外とやれるのが(くたびれるのが)
早い車であったからです。
結果、私は2回アメリカの東部、フロリダ、シカゴ、西部は勿論 LA,サンフランシスコ
等をまわり 計5台のLP400を見ました。
ところが全て私の気に入る状態ではありませんでした。
何処が? と言われると説明が長くなりますが、
要は男と女の出会いと同じ、始めて逢ったときの第一印象で人は相性を
判断するものだと思います。

車の場合、私はまず5メートルくらい離れたところから全体の雰囲気を見ます。
それで70~80%は判ります。良いか悪いか。ものの数分です。
ですので、飛行機に長い時間乗って、(LAからフロリダまでで6時間です)
そこからレンタカーを借りて、数時間走り ようやく目的のガレージに着いたと。
そこで車をご対面して、数分でがっかりして、もう帰ろうということも しょっちゅうです。

今回のLP400の場合、その5台とも私の眼鏡にかなう車ではありませんでした。
勿論、先程述べたようにレストアをすることが前提でも
1、オリジナル度
2、今までの扱われ方
3、向こうの希望する値段
これらがうまくかみ合わないと、仕入れる事はできません。

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そこで最後の切り札として見つけたのが カナダ、カルガリー(冬季オリンピックの開催地)
にあった、コレクターの持つLP400でした。
見に行ったのは2009年の12月17日、サンフランシスコから飛行機を乗り換えて
カルガリーに着くと、其処はマイナス20度の世界でした。
迎えに来てくれたオーナーの SUVのフロントウインドウにひびが入っているのを
理由を聞くと、飛び石ではなく、中と外の温度差で割れると言う事でした。

続きは明日。 12月23日金曜日

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