皆さん、おはようございます。
昨日はロッソの取材、撮影に行ってきました。
私が持ち込んだのは、黄色のミウラ。
ランボルギーニの50周年特集の企画です。
私が到着して暫くして、ローダーに乗せられたLP400が来ました。
オレンジ色のLP400,
そう現在は ランアンドランの関口さんが所有しているあの車です。
この車は 私と かなりな繋がりがあり、
まず、私がシーサイドに在籍していた1975年に新車で日本に到着した3号車であること。
その車を売ったのは、当時セールスマンをしていた私であること。
デリバリーが遅れ、お客に文句を言われたので、当時珍しかったエアーカーゴで入れたこと。
成田はまだ開港していなかったので、羽田空港に着いたLP400を私が取りに行き
自走で首都高 横浜線で会社まで帰ったこと。
つまり日本でのファーストドライバーが私。
このぼけた写真が横羽線を私が横浜に向けて走らせているときのもの。
ドアーミラーが無いのに注意。
そう全てのLP400は工場デリバリー時にはドアーミラーが付いてなかったのだ。
当時、フェラーリの365BBも同じ。

横浜に着いて、真っ直ぐ会社に行かずに近くの埠頭で撮影した時の画像がこれ。
マフラーに注目、まだオレンジ色の塗装がパイプの中に残っている。








その後、1番目のお客が事業に失敗し(新宿でキャバレーをやっていた)
その時既に友人だった千葉の三浦商事の三浦さんに売った。これが2番目
次に埼玉で喫茶店を数店舗していたお客に販売する これが3番目
その次は、東京の浅草で商売を営む、私の古くからのお客に販売した これで4番目
その次が 今のオーナー関口さんと言うわけだ。
彼とはまだ彼が小さな板金塗装の工場をやっている時からの知り合いで
ディノなど買ってもらったこともある旧知の仲だ。
以来10数年にわたり、良好なコンデションンを維持している。
久しぶりに会ったが、彼も車も元気で何よりだった。
次号のロッソには 私と評論家の西川さんとのミウラ対談も出ているから
よかったらみてくれ。

現在、35,000キロの走行だそうだ。
上の画像からはや38年の月日が経った。






昔のように子供がスポーツカーに熱をあげることはもうないのだろうか?


