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丸山さんとの付き合いは長い=38年間

みなさん、おはようございます。

前回の有難うのテーマについて、貴方は率先して使っているのかという質問が来ました。
答えはもちろん、YES です。
と言っても私もこの言葉を使う大切さに気がついたのは、50も過ぎてからのことです。

それまでは自己中心、俺も相手も対等。
だからなんで感謝の言葉を多用する必要がある、とか思っておりました。
あるいは、言葉にしなくても気持ちは通じるだろうとか。

そんな時、たまたま当社に高野山のお寺の坊さんが訪ねてきました。
職業に偏見を持ってはいけないのですが、その人はフェラーリのディトナを持っているとの事でした。

色々話が弾み、その方が帰られるとき、工場の入り口で振り返り
その方は 深くお辞儀をし、手は合掌し、今日はどうも有難う と顔を上げて
こちらをじっと注視し、仰ったのです。

私はその時始めて、この言葉の深い意味、あるいは伝わる気持ち、それらがこの数文字の中に
含まれているのだな、と気がつきました。

仮によくある、さりげなく、あるいは軽く会釈して 有難うと言われていれば
こちらもさほど深くは感じなかったでしょう。

それが仏に仕える、一般人よりも人生を律している? はずの人が言われた言葉なので
余計にこちらの心に響いたのかもしれません。

それ以来、私も出来るだけ些細な事でも感謝の気持ちを持ち、
相手がいる場合は、それを言葉にして表す、そのように気をつけています。

人間40も過ぎてくると、周りの人が親身に自分にアドバイスなり、忠告なりを
与えてくれることはまれになりますよね、

だからいつ何処で気が付くのかという話です。
自分自身の言動、言葉使い、それらを反証するのはなかなか難しいということですね。

さて、ここからは先週末横浜で行われた コンクール ド エレガンスのお話です。

アメリカあたりのコンクールと比べると、規模が違うのは仕方がありません。
ただ、そうといってこのような催しをやるのと、やらないのとでは将来に大きな差が出ます。
そういう意味で大会委員長の笹本さんをはじめ、このイベントに携わった方々の苦労を称えたいと思います。

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このコブラ427が 私の長年の友人である 丸山さんの渾身のレストア車。
何故、渾身なのかというとかなり話が長くなる。
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400GTも参加、結果モーストオリジナルコンデション賞を頂いた。
このイベントの二日後に新しいオーナーに売却した。
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最近このディトナをよく頼まれる。
今、キャステルでも1台 フルレストア中

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ピープルズチョイスはこのミウラ。やはり人気があるねえ。モデルはSV
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この車は ダットサン フェアレディ。優しいデザインだよね。
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この後ろ姿のブルーのシャツの人が丸山さん。
物凄いコレクションの持ち主だ。
彼とは私がシーサイドモーターに入社してすぐに知り合い、以来35年間つかず離れずの関係だ。
車に対する考え方が、ほぼ同じでそれも仲が良い理由だ。
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この日は親友 細野さんも横浜に来ていて一緒に食事をした。
私の紹介でヨーロッパを購入した人も、今日が納車でとても喜んでいた。
後ろのブルーがそう。
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当社特製のうちわを手にポーズする 丸山さん。

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プロフィール

CASTEL AUTO

Author:CASTEL AUTO
「子供の頃から純粋に車が大好きだった」

そんな無邪気な少年は自然の成り行きで
1974年、伝説のシーサイドモーターに入社。
49年経った現在も車に対する愛情と情熱は冷めやらぬまま
今日もひたむきに走り続けている。

キャステルオート
鞍 和彦

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