

皆さんおはようございます。
やっと新年が開けたと思ったら、また成人の日とかで連休です。
ということで、やっと来週から普段の生活に戻るのかと期待している私です。
そこで、新年の初売りとして、先日ジャガーは大阪に売ってきましたが、
相手は長いお付き合いの車屋さんでしたので、今回はユーザー向けと言う事で
ご紹介したいと思います。
車は 328GTB 1988年の後期型です。
コンデションは言うまでも無く、最高のレベル。
是非見に来て、ご自分の目でお確かめ下さい。
特記は 完全なヨーロッパ仕様であること。
コーンズ物とかとはパワーが全然違います。
同じ車を買うのに、何故遅いほうを選ぶ理由があるのかと聴きたいです。
簡単に説明すると、コーンズ物はパワーが少ない分、それを補うためにファイナルの
ギヤー比を下げている。そのために1速、2速で加速していくと、スピードの伸びが無いうちに
回転がリミットにきてしまう。
比べて、完全ヨーロッパ仕様(但しスイス使用は除く)は1速の加速も速いし、スピードの
伸びもある。これは2台同時に乗り比べれば素人でも判る。
私はこの328を好む理由が
1、コンパクトなボデイのサイズ
2、ハンドリングが非常にダイレクトでスポーツカーらしい
3、シャシーの剛性が高く、ハードなコーナリングでも全然平気
むしろ、348、355のほうが、シャシーが軟い感じがする。
これはGTSでも同じで、事実私の友人はGTSをレース仕様にして
かなり速いラップをサーキットで出している。
4、エンジンが非常にパワーフルで、キャブに近いダイレクト感がある。
(但し完全ヨーロッパ仕様のみ)
ところが、この後の348、355においてはいかにもインジェクションという
一種のだるさがアクセルワークにある。
5、ブレーキのフィールが良い。
6、最後に値段が手ごろ
この指向地向けのパワーの差別化はこの328までで、次の348からは全世界共通のエンジンの
仕様になった。
時々、308の良いものはありませんか? という問い合わせを頂くが
308は殆どが乗りっぱなし、お金をかけている物は殆ど無い。
だから比例して程度が悪い。
しかもコーンズ物は論外だが(極端に遅い)ヨーロッパ仕様のファイバーボディの
308でもたいした加速ではない。
私はシーサイド当時(1977年)、日本に始めて入ってきた308の新車を20台近く売った。
そこから、ボデイがファイバーからスチールに変わり、キャブからインジェクションになり
最後は4バルブ(クワトロバルブ)になった、全てのモデルを知り尽くしている
だから私は328を薦める。








御覧のとおり、コンデションは完璧です。
是非お問い合わせ下さい。