皆さん おはようございます。
私も長くこの業界で生きてきて、沢山の人と出会ってきました。
そのすべての人たちと、全員今でも良い関係が続くことが最良ですが
なかなかそうはいきません。
お互いの気持ちの行き違い、こちらの気配りのミス などで疎遠になっていった方も
大勢おります。
基本、私の方がサービスを提供する側
あるいはご機嫌伺いをしなければならない立場なのですが
昔からの私の欠点でもある
人にあまりコンタクトを取りたがらない性格が災いしてか
良く言えば 「来る人は拒まず、去る人は追わず」
のような流れになっています。
その中で、最近とても「縁」を感じる出会いがありました。
かなり身内的な話ですが
シーサイドから私のブローカー時代にまで、またがる話ですので
ご紹介したいと思います。
事の発端は、私の住むマンションの給湯器が壊れたことから始まります。
もう10年以上も住んでる部屋なので、壊れてもおかしくない時期でした。
そこで業者を選ぶため ネットで検索していたら大手の広告に交じって
横浜の小さな業者ですが、手作りなHPを載せている業者が目に留まりました。
そこには良くあるセリフですが
「他社で見積もりをとり、最後に連絡ください」とあります。
私は面倒なのでそこに頼むことにしました。
工事が終了し、数日たった頃
その業者の社長からお礼のメールが届きました。
それが以下の文面です。
昨日は給湯器の交換を当社にご用命いただき、ありがとうございました。
売上報告書の顧客名を見て、「鞍 和彦様」とあったので「もしかして」と思い
住所を確認したら、戸部だったので間違いないと思いました。
すみませんご挨拶が遅れました、Kと言います。
実は一方的ではありますが、はじめましてではないのです。
なぜか昔の事を思い出したので、このようなメールを送らせていただきました。
鞍さんとは何度かお会いしてお話をしております。
1回目(たぶん)シーサイドモーター
ご多分に漏れずスーパーカー世代なので、毎週のようにシーサイドに通っていました。
かなりの枚数の写真を撮影したのですが、引っ越しの時にどこかに行ってしまいまいした。
もし残っていれば、鞍さんの若かりし頃の姿も垣間見ることができたかもしれませんね。
2回目 最初期の大黒ミーテイング
当時のカーマガジン(たぶん)の広告をみて、初めて買った328で参加させていただきました。
その時は、BBとディトナに乗せていただき、とても感動した事を覚えています。
特にディトナで大黒大橋(たぶん)の長い登り坂を全開に引っ張った時の
長いマフラーが奏でる共鳴音の響きの良さは今でも記憶に残っています。
今思えばディトナに乗せていただける車屋さんなんでありませんよね!
注釈、この大黒ミーティングと言うのはよくある大黒PAでのオフ会の様なものではなく
キャステルの在庫車やお客様の車を借りて、ベイブリッジの川崎側のたもとにある
駐車場で定期的に行っていたミーティングの事。
結構な台数、人が毎回集まった。
最後には抽選で数名選んで試乗会のようなことも行った。
3回目 ご自宅にて
この時の詳細はちょっと思い出せません。
何かの機会でお会いして、当時のご自宅近くの公園横に路駐して、家までご同行しました。
「車、路駐して大丈夫なのかな?」と心配した記憶があります。
これを書いていて思い出しましたが、ご自宅に鍵を取りに行き、
その足で近くのタワーパーキングまで一緒に行ったと思います。
何の車に乗ったのかはちょっと思い出せません。
4回目 横浜美術館前
何年か前にブルーメタリックのミウラが入荷した時のミニイベントに伺いました。
この時は確か5名くらいが試乗のチャンスを与えられ、
気合を入れてじゃんけんをしたのを覚えています。
運よく勝ち残る事ができて、試乗できた喜びは忘れません。
ミウラの加速時の爆音は強烈に覚えています。
1速・2速の加速感は当時乗っていた355より速く感じたりもしました。
ミウラの音はどれもあんな感じなのでしょうか?
本当に強烈な記憶が残っています。
5回目 無料・有料メルマガ
実際にはお会いしていませんが、もちろん有料版も購読しておりました。
現在51歳ですが、当然のようにスーパーカーブームにのめり込んだ当時中学生の私は
スーパーカーに乗るためには勤め人では無理だと判断して
起業する事を目標とし、25歳から商売人の道を歩み出しました。
幸いにしてスーパーカーに乗るという目標は達成する事もでき、
会社も法人登記してからは今年で21年目となりました。
商売人としての先輩でもある鞍さんに言うのも何ですが
商売には波もあり、良い時もあれば悪い時もあります。
人生にも波があり、何のために仕事しているの?
なんて自分に問いかけてみたりもします。
鞍さんがたまにブログで人生訓を書かれますが
とても共感できる部分があったりするんですよね。
ブログはいつも見ているのにも関わらず
昨日売上報告書で鞍さんの名前を見たときに
こんな偶然ってあるのかなと思いました。
ご存知のように給湯器のサイトは有料広告スペースであり
当社よりも上位に表示されている会社さんもあったはずです。
当社をお選びいただいた事はすごくうれしく思うのですが、
それ以上に、不思議な縁のような物を感じました。
そして何故か頭がぐるぐると自分を思い返させました。
なんで起業したの?
もう車は卒業?
いまのままでいいの?
いまの状態が満足なの?
一晩中、上記の言葉が頭の中を駆け巡り
気合を入れ直せと自分に活を入れました。
会社に来ると何故か鞍さんお礼というか、メッセージをを書きたい衝動を押さえきれずに
失礼とは思いましたが、お問い合わせフォームにて投稿させていただきました。
夢や目標はいつも更新させないといけませんよね
つまらないジジイにならないように、自分に活をいれて行こうと思います。
そしてカッコよくミウラで横浜を流すようになります。
お忙しいところ一方的な長文にて失礼いたしました。
そしてありがとうございました。
以上が頂いたメールです。
「縁は異なもの味なもの」といいますが正にその通りですね。
これからも良い出会いを続けていけるように努力したいと思います。
無口に見える?私に是非声をかけて下さい。