365と512BB、どちらがお買い得?

皆さん、おはようございます。

今更ですが、私は1974年に横浜のシーサイドモーターに入社し
幸いというか、365BB、512BB
そのどちらも日本に輸入された1号車から多数見て、走ることが出来ました。

ざっと振り返り、365BBは30台くらい、
512BBはインジェクションも入れたら50台くらいは販売してきました。

ですので、両者の違いは完璧に解るわけです。
ただ、一般の方々にとり、どのような違いがあるのか判断はつきません。
車雑誌で得た知識とか、自動車評論家の1台か2台程度の試乗記事で判断するしかないわけです。

そこで、今回は私が今まで自分が経験してきた全ての知識を振り返り
両者の解説を行いたいと思います。

まずは、両者の良い点からです。
365BB 正確にはフェラーリ365GT/4BBです。

1、
380馬力を出すエンジンの特性
ここでいう特性とはトルク特性です。
二速、三速で4000回転を超えるあたりからこのエンジンは急激にトルクが盛り上がり
エンジンを更に上の回転数へと目指します。

つまり4000回転からの加速は非常に気持ちが良い感じとなるわけです。
スポーツカーのエンジンの条件である回して楽しいフィール
これはよく小排気量のエンジンで言われる言葉ですが
この12気筒、4300CCもあるエンジンがまるで1000cc並みの
軽さで回っていく様は一度経験したら忘れられないものです。

このモデルの前身である 365GTB4 Daytona
12気筒最高のV型エンジンと言われますが、
やはりV型と水平対向とでは回した時のフィールが異なります。

ディトナのエンジンは伝統的なフェラーリの最高のチューンエンジンという感じ。
アイドリングからアクセルをワッと踏むと、間髪を入れずに
何も抵抗の無いかのような吹けあがり方をします。

もし、何か重たいなみたいな手応えがあればそれは完璧な状態ではありません。
最高の状態の時、このエンジンは1000回転からの吹け上がりで
2000、3000はまるで何も無い通過点のような感じで吹け上がります。
それがこのエンジンの最大の特徴です。

今のはレーシング、つまりカラ吹かしの話。
通常の走行状態で1速からエンジンを加速させると
ディトナはクラッチミートさえ上手くすれば軽々と車体を加速させていきます。
私も数台の経験がありますが、最高のコンデションでは
1速はもちろんのこと、2速にシフトしてクラッチを離した瞬間も
ホイールスピンをさせるほどです。
それほど、低速のトルクが強いということです。

1970年代初頭のころで、ゼロ400メートルの加速タイムが13秒前半という
記録が残っているほどですから、そのスムーズな加速が判ります。

では今回の365BBではどうか?
このエンジンのフィールはデイトナとはかなり異なります。

そもそも何故、それまでのフェラーりエンジンの伝統であったV型を止めたのか?
この時代、他のメーカーでフェラーリ社以外12気筒エンジンを積むのは
ライバルのランボルギーニとジャガーだけ。
それもも普通?のV型12気筒。

そこへある意味、革新的な水平対向12気筒エンジンを量産車で採用するというのは
かなりな決断があったはず。

次回はその辺からお話します。

今日はお客様のディノのクラシケ申請のための下周りの撮影をこれから行います。
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