今年もあとわずかですね。

皆さんおはようございます。

あれよあれよというまに12月も半ばを過ぎ、年度末の季節です。
今年も振り返ればいろいろなことがありました。
大きな事故もなく終われそうなことが最大の収穫です。
何事も安全、安心が大事です。

タイに売りましたF40もお客を隣に乗せて試乗会をやろうかとも
思いましたが、この車は少しでもなめてかかると非常に危険です。
私の性格上、速い車は速く走らせたがるので、
ついついアクセルを踏んでサービスしてしまいます。

ところが今回記録を残すためにビデオ撮影を行ったとき、
2速で高速の緩いカーブにさしかかり
ターボのブーストが急激に上がりました。
勿論予測はある程度していたのですが
時速90キロくらいで後輪がスライドし始めました。
勿論、ステアリングで修正し事なきを得たのですが、
内心さすがの私もドキッとしました。

これは一般の方に数千円で乗せる車ではないなと。
リスクが多すぎます。
だからやめました。
撮影は順調に終わり、現在編集中です。できたら公開します。

さて今日の本題のBBシリーズの解説です。

まだフェラーリのフラッグシップがディトナの頃、 1974年です。
その次の年の初めに次期フェラーリを代表する365BBが
日本に到着しました。
日本の1号車2号車は同時に入り、一台は赤、もう一台はカタログカラーのブルーでした。

赤の方は私も親しかった東京下町の 市川さんというエンスーの方が
予約を入れていたので、直ぐに専属の工場に運ばれました。

なので、ブルーの方がしばらくショールームに入っていたわけです。
その色のせいか、365BBはやけにコンパクトに見え
なんとなく玉子を連想させるようなイメージでした。
これが空気力学的に良いのはなんとなく解りましたが。

まだこの頃以前はスポーツカーでさえもあまり空気抵抗の事を
真剣にはメーカーも考えてはいなかった時代です。

あるとき、シーサイドの常連のお客様で
ディトナを使ったら日本一速いと自他ともに認めるMさんが
やってきました。
彼の運転は半端ではなく、シーサイドの工場から前の1号国道に出るとき
90度のアクセルターンを決め、豪快に加速していくさまは
毎度のことでした。

第三京浜の東京出口のヘアピンカーブをりヤーをドリフトさせながら回っていくのを
後ろから会社のシビックで付いていき見たことがありますが、
いまだかつて、そんな人は彼以外に見たことはありません。

そのMさんが社長、己晴さんにちょっと乗せてくれよと頼んだのです。
二人は親しい間柄でしたし、彼の運転技術も知っていたので
ああいいよ、と簡単に言いました。

その時私は入社2年目、まだ365BBにはステアリングを握っては
いませんでした。
そこでMさんに私も横に乗せてくれと頼み、OKをもらいました。
本当は一人でぶん回したかったのでしょうが、しぶしぶです。

ショールームの外に出し
ウオーミングアップは私がやりましょうと、セルモーターに電気を入れました。
ところがなかなかかかりません。
一瞬ボッとなってもストンと とまりその繰り返しです
5~6回目にようやく12のうち半分くらいのシリンダーに
火が入り、、またもう少し立つとようやく12発全部に火が回りました。

これはあれから約40年経った現在でも同じことが起こります。
特に3ヶ月以上動かしていなかったエンジンの場合必ずです。
BBの特性でしょう。

そんな時のエンジン始動のコツは、いわゆるセナ足です。
伝説のレーサー アイルトンセナはタイトコーナーを回るとき
アクセルを微妙に細かく煽って車の挙動をコントロールしたという伝聞があります。
本当かどうかは本人が亡くなっていますので、確かめようがありませんが
コーナで見ていた観客が確かにエンジンの音が微妙に変化していたというのですから
間違いないでしょう。

このテクニックはBBの始動の際に役に立ちます。
つまり始めの5~6回目の始動のときにエンジンがかかり始めたなと
言うとき、このセナ足を使うのです。
アクセルを細かく煽り、エンジンの音に注意を払い、12気筒全部が
火が回るようにするわけです。

これはその道のプロしか知らないアドバイスですよね。

続く。
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