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ドイツ人ピーターが聞く 何故お前はベンツに乗らないんだ?

皆さん おはようございます。

10年ほど前の事です。
当時私がクラウンを乗り継いでいた頃、(4台も)
ヨーロッパに行くたびにピーターに言われた言葉。
何故ベンツに乗らないんだ?

そのときは俺は日本人だから日本車に乗るんだ などと
訳のわからない言い訳をしておりました。
勿論、当人のピーターは昔からベンツ一筋
スイスのズーリックの空港に迎えに来るのも必ず一番でかいSクラス
それもほとんどAMG仕様でした。

スイス国内は日本と同じ高速道路も制限速度は100キロ。
ピーターにとっては たいくつ以外の何者でもありません。
30分ほど走るとスイスとドイツの国境が現れます。
勿論道路に検問所があるだけで、別に道に線が引いてあるわけでは
ありません。
見ていて面白いのは、小型車はパスポート等の提示を求められているのに
ピーターのベンツSクラスは、係官がチラと車内をみるだけで
行けというサイン。
やはり車社会にもヒエラルキーがあると感じます。

ボーダーを越すともうそこはドイツ。
つまりピーターのホームグラウンドです。
直ぐに始まるアウトバーンに入ると、
今までの我慢を吹っ飛ばすかのように
アクセル全開。
ベンツはたちまち200キロオーバーで矢のように走ります。
補足ですが、アウトバーンは郊外のエリアは速度無制限、
街や、都市部にはいると120キロから80キロくらいのリミットになります。

それでも日本の東名などと比べると交通量は少なく
しかも絶対と言って良いほど交通マナーが良いので
安心して飛ばせます。
つまり日本のように追い越し車線をトラックがノンビリ走ったりとか
そういうことは皆無です。(法規で定められているから)
また、先程ヒエラルキーと言いましたが
アウトバーンでは確実にその法則が適用され、
速い車は追い越し車線を速く走るのが当たり前。
小型車は仮に追い越し車線を使っても、直ぐに走行車線に
戻らなくてはならないという訳。

ですので、時々追い越し車線をノンビリ走っている車に
ベンツが追いつくと、猛烈にパッシングを浴びせます。
それが縦社会。
比べて日本は? 1列横並び。
どちらが良いかは別にして、それがドイツ人のルールです。

全然話は飛びますが
第2次世界大戦の時、ヒトラー率いるドイツ帝国は
近隣の国々を次々と征服していきました。
気に食わないユダヤ民族は徹底的に粛清すると。
つまりヒトラーの言葉を借りれば 民族浄化です。
それくらい、彼らはゲルマン民族の優位性を自覚していたということです。

それは一度は国土を2分化されようやく一つの国家に戻った
今のドイツをみても何故彼らがそこまでの自負があったのかが
よくわかります。
今の欧州連合で一番の国力を持つ国は何処ですか?
断トツでドイツです。
2番がフランス。
イタリアは悪いけど論外のレベル。

何故戦争に負けて多額の賠償金を払ったドイツが
戦後70年でナンバーワンになったのか?
それは我日本国と同じ理由。
頭が良く勤勉だからです。
なので彼らが作る自動車、
そもそも自動車の祖先を作ったのは今のベンツ社の始まりの
ゴットリープダイムラーという会社。
当時のダイムラーのディーラーをやっていた
社長の娘のメルセデスという名前を社名にしたのは有名な話です。
その今で言うメルセデスベンツが悪いわけがない。
とピーターは思っていることでしょう。
むしろ世界ナンバーワンの車だと。

私は車屋稼業40年で商品としてベンツは何台も売りましたが
恥ずかしながら自分の車として所有したことはつい最近までありませんでした。
今は?
セダンのE500 
もう1台 SL55AMGを交互に走らせています。
自動車のプロとしての感想は?
ベンツSクラスが100とすると、日本車の最高級車レクサスは80ポイント。
その20ポイントの差はどこからくるのかというと、
一言で言えば頭の良さの違い。
反論する人がいるかもしれませんが、
比べたら彼らのほうが優れています。 悔しいですが。
それを私もベンツを数台乗ってみて判りました。

例えば私が乗っていたトヨタ クラウンのスポーツモデル?
アスリート。
あるとき富士スピードウエイでBMWとかベンツと走らせる機会が
ありました。
結果は? 比較にならないの一言。
トヨタの開発者もサンプルなどを購入して研究しているはずなのに
なんでこんなに違うの? という感じです。

それはエンジンの回した時の質感、
シャーシーの剛性感、ブレーキのタフさなど
全てにおいて。
まるで大人と子供の差くらいです。

それで私はベンツを買うことにしました。
勿論新車を買うほどの余裕はありませんから中古で良いものを
探しました。

続きは明日。




プロフィール

CASTEL AUTO

Author:CASTEL AUTO
「子供の頃から純粋に車が大好きだった」

そんな無邪気な少年は自然の成り行きで1974年伝説のシーサイドモーターに入社。
46年経った現在も車に対する愛情と情熱は冷めやらぬまま
今日もひたむきに走り続けている。

キャステルオート
鞍 和彦

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