皆さん、おはようございます。
先程ドイツの ピーターからメールが来て
心臓発作で入院したから、今月ドイツに来るのは延期してくれと。
勿論、驚きましたが
それと同時に、常々、彼の健康管理に心配をしていた私は
あり得るなとも思いました。
なにしろ、あれほど風光明媚な場所に住んでいるのに
ウォーキングもしない
ジムに行くでもない
食べ物は殆ど生野菜を食べず、肉が中心
ようやく、タバコは止めましたが、それまではチェーンスモーカー。
そんな生活で健康を維持する方が難しいでしょう。
私自身も今年7月頃、生命保険の検診で病院に行ったら
血圧が上が180もあるとか言われて、ガックリ。
自分ではそんな体調ではないと、自信を持っていたにも関わらずです。
そこで一念発起し、自分の生活環境を変えることから始めました。
まず、早起き。
6時起きが早起きと言えるかどうかですが、
そして、6時半から始まる近所のグラウンドで行われる
ラジオ体操。
ここに参加し始めて、ようやく2ヶ月が立ちました。
ラジオ体操第1、第2をわずか10分くらいで終えると、
周りのジジババは、ハンコを貰ってそそくさと帰ります。
広いグラウンドに残るのは、私と世話役の数人のみ。
そこから私は軽くジョギングを始めます。
手には、0.7Kgのグリップ式の重りを持ち、
ボクシングスタイルで走りながら腕を前に伸ばしたりしながらです。
この運動の効果はまもなく私の趣味のボーリングにも出始めました。
ボーリングも重いボールを持ち、助走するので
身体の体幹がぶれないことが重要になります。
つまり足腰の強さです。
これがなんとなく、しっかりしてきた気がします。
また、わずかながら体重が減少してきたようです。
なにしろ私が倒れてはキャステルオートも終わり。
何よりも健康が大事です。
そんな毎日を繰り返していると
朝のジョギングの時、土のグラウンドには沢山の虫がいることに気がつきました。
勿論、小さな虫たちです。
例えば アリであったり、小さなムカデ見たいのであったり
それらは何もない砂のグラウンドを一生懸命に(そう見えるだけか?)
歩き回っています。
縦横、50メートルくらいの大きさですが、人間には大した大きさではなくても
彼らには広大な広さでしょう。
周りはフェンスで覆われ(住宅街なので) そのフェンスの下は花壇になっていたり
草が生えていたりしています。
おそらくそこらが彼らの住処なのでしょう。
それで私が下を見ながら走っていると、時々
周りのフェンスから相当離れたところまで、その芋虫みたいなのが
いる時があります。
おいおい、「これ以上歩いても砂ばっかりで何にもないよ」と言いたくなります。
でも彼らからすれば先に進めば美味しい餌があるかもしれない、
そういう思いかもしれません。
高いところから見ている人間にはその先が見えているわけですが。
そこで私はこう考えました。
我々人間も毎日ほとんどの人が同じような毎日を繰り返していると。
それはこの虫たちとやってることは変わりないんじゃないかと。
人も先は見えない、あるいは予測し得ない。
時間で言えば半年後、1年後、あるいは10年後。
虫たちと同じように歩いていけば良いことが起こるかも知れない
そんな期待?を持ちながら。
でも虫たちがどんなに時間をかけて歩いて行っても
良い結果は望めないように (ただ反対側のフェンスに届くだけ)
その間には暑さでダメになったり、アリの攻撃を受けたり、
人間も前に進むことだけはできたとしても
その先に起こることを予測しながら歩むのは難しいことでしょう。
これは虫たちを人間に置き換えて考えれば解りやすいと思います。
上から見ているのはそうすると神様です。
でも神様は人間が間違った方向に行こうが、その先はガケで何もないことを知っていても
教えてはくれません。
結局、我々人間は自分で進む方向は自分自身で決めるしかないと。
住み慣れた住処で一生を終えることも良し、
一念発起し、広大な海原を新大陸発見を目指して冒険に出るのも良し
そういうことです。
私は小さな虫にそういう冒険心を感じ、教わりました。
そんな芋虫を見つけると、小枝を拾ってすくい上げ、
元のフェンス際の住処に戻してやるのは、お節介でしょうか?
何か、自分が神様にでもなったような気分で。
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人間、まずは会話。
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