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デロリアンてどうだ?

皆さん おはようございます。

当社には毎日数名の方が訪ねて来られます。
私はその方々とお話するのは楽しいのですが、
一つ気がかりなことは、
初めからスポーツカーは夢と諦めている人が多いこと。

年代は40歳代
つまり例のスーパーカーブームの頃、小学生だった年齢です。
勿論、子供の頃はスーパーカーと呼ばれる車は夢の対象で良い、
簡単に言えば、まだ車を買う能力が無いわけですから。

しかし、40歳も過ぎれば社会的にもある程度の経験を積んだ中核。
その上で、家族がある、子供の養育費がかかる、家のローンがある。
言い訳は、ごまんとあるでしょう。

俺には資産が無い、
資産て親から譲って貰うもの?
そんな人はごく稀で、それをアテにすること自体間違い。

そんな数々の障害?のせいで はなから子供の頃の夢を諦めている。
キャステルに来ても車を見て懐かしがるだけ。
私から見れば、シーサイドの前に群がった子供が、30数年経って
見てくれは立派なおっさんになってはいるが
マインドは子供のころよりも現実的にふれ、完全に諦めムード
そんな人が3~4人に1人はいます。

正直言って、そういう人と話するのはつまらない。
少しでも前向きに夢でも良いから語る人、
イタ車は買えないから国産で好きな車を買って楽しんでいるんです。
たまにそう言って軽のスポーツタイプ?に乗って来られる方もおりますが
そういう車のほうが私の興味をひきます。
少し運転させてください、と言い動かしたりします。

つまり車というもの、その車種、メーカー、金額が大事なのでなく
その人にとって、どれだけ情熱を持てる対象なのか
それが大事というわけです。

私のお客さんに、もうすぐ ”ラ フェラーリ” が納車される方がおります。
彼とはもう長いつきあいで、彼のコレクションは
458は勿論のこと、それのスペチアーレから始まり
F40, F50, エンツォ となんでもありのラインナップです。
ただ、傍から見てて彼がその軽自動車を大事にする人と比べて
その数百倍、数千倍も(価格の上では)幸せかというとそうは見えません。

たまたま彼には ラフェラーリを買うだけの実力があった。(真面目な医者です)
軽に乗っている人はそれが”今の”自分の実力であった。
けして恥じることではありません。

例えば、軽から2000ccの何かのスポーツタイプ トヨタの86とか
それに買い換えることができたなら、それは物凄く、その人にとり
幸せなことでしょう。

ですので、たまたま、本当にたまたま40年間も(よくもやって来られたといつも思う)
当時からのスポーツカーを販売整備している私には
それらの車を見ていただいて、少しでもその人の先を進む、あるいは望む
その気持ちの糧になれば良い、そう考えて試乗会などの行動を
起こしているわけです。

女は現実を見て生きるもの、
男は夢を見ながらさまようもの。
男が女の真似をしてはいけません。
男なら大きな夢を持とう、これが私の提言です。

さて、私も日頃できるだけ安くて面白い車のリサーチを心がけて
おりますが、
このデロリアンは、どうでしょう?

以前にも輸入して 公園で撮影をしていると
いつものフェラーリ以上に沢山声をかけられました。
やはり 映画 ”バックトゥザフューチャー” の影響は大きいですね。

第1作目から早くも30年が経ち
主演の マイケルもパーキンソン病と戦いながら頑張っています。
もしかしたら、来年あたり次回作が作られるかもとの憶測も出ており
もしそうなったらデロリアンが再び脚光を浴びるのは間違いありません。
いかがでしょうか?



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この車で
1981年製造
39,000キロ
5速 マニュアル
650万プラス税金です。

プロフィール

CASTEL AUTO

Author:CASTEL AUTO
「子供の頃から純粋に車が大好きだった」

そんな無邪気な少年は自然の成り行きで
1974年、伝説のシーサイドモーターに入社。
49年経った現在も車に対する愛情と情熱は冷めやらぬまま
今日もひたむきに走り続けている。

キャステルオート
鞍 和彦

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