私の車遍歴

皆さん、おはようございます。
BSテレビの おぎやはぎのノーカーノーライフという番組に
触発されて、私も少し自分のカーライフを書いてみることにしました。

子供の頃、小学校からの帰り道、
まだその頃は車自体の数が多くはありませんでした。(1960年ころ)
そこで動くものならなんでも興味があった私は、
動く部屋 つまり車にとても憧れました。
最低でも4人を乗せて、道さえあれば何処へでも走っていける
それは子供心には夢のような道具でした。

まだ、エンジンというものの仕組みも全然解らない子供です。
ただ、解るのは動くとき動物が唸るような音を立てること
後ろの水道管のようなパイプ(マフラー)から煙のような物を出すこと。
それを近寄って匂いを嗅ぐと、なんとも言えない良い?匂いがしたこと。
今、考えれば排気ガスの匂いを嗅いで良い匂いもないだろうと思いますが、
子供にはそれが有害かどうかなどわかる由もなく
憧れの自動車の身体から? 発するどんなものでも興味があったわけです。
なので、信号で止まっている車の後ろに回ると
マフラーから出る排気ガスを吸うのが私の楽しみでした。
殆ど、変態ですよね? 
当時はまだ、道も狭く車もゆっくりと走っていたので
走り出した車を追いかけても(排気ガスの匂いを追いかけながら)
着いていけたわけです。
のんびりとした時代です。

あるとき、家の前の道路に路駐してあったトヨペットのコロナがありました。
corona.jpg

その車は時々其処に夜も置いてあり、しかも鍵はいつも付けっぱなしでした。
時代でしょうか?
というか自転車は盗んでも、車は盗まれないというくらいの
感覚だったのでしょう。
ある晩、私は寝静まった夜、こっそり家を抜け出して
家の前のコロナのドアーハンドルに手をかけました。
イグニッションにキーが入れてあるので、
当然ドアーも鍵はかかっていないわけです。
少し硬いドアーはガチャリという音を出して開きました。

当時、この手のトヨタは内装は全部ビニールです。
ただ、このコロナはシートの真ん中が布の織物みたいな素材で
出来ており、えらく高級なソファーのように見えました。
私は恐る恐るそのシートに腰かけてみました。
今のウレタン全盛のシートと違い、当時は中にコイルスプリングのような
ものが入っていたわけです。
そういえば、昔フィリピンでタクシーに乗ったら、シートからそのスプリングが
顔を出していたことがありました。
ですので、そのコロナは子供が乗っても上下に揺するくらいシートは柔らかく
それだけでも私は感激しました。
なにしろ、長屋の畳で育った子供です。
ソファー自体見たことも座ったことも無かったからです。

続きます。
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