人生とは荒れた道を歩むほど到達するものが深くなる。

皆さん おはようございます。

今年は例年に比べて年の瀬の感覚が薄いように感じます。
選挙をやったり、世界情勢が不安定だったりと、落ち着かないのが原因かも
しれません。
事実私も久しぶりに12月に海外の仕事が入りました。
その昔、丁度クリスマスの前日にパリに行ったことがありました。
バブルの時です。(1989年)
カンヌのディーラーから買った フェラーリの288GTOがいつまで経っても
マルセイユの港を出たという連絡が入らないので、仕方なくシャルルドゴールの空港の
近くに有る、日本通運の事務所の担当まで会いに行ったのです。

着いたのは夕方だったのでもう日は暮れてあたりは真っ暗。
迎えに来た、いかにも冴えないサラリーマン風の担当者は
これまた冴えないワーゲンのゴルフで来ました。
空港から走り出すとこいつの運転が下手なのがすぐに判りました。
少し走って大きなカーブに差し掛かった時です、
道路が少し凍っていたせいもあるでしょうか、
車はものの見事にスピンしました。
悪態を着いたのはいうまでもありません。
結局港湾ストが原因だとかの言い訳をされ、まめに連絡をよこさなければ
日本の本社に連絡すると脅かして、パリ市内のホテルに向かいました。

途中、市内の中心部シャンゼリゼを通ると、あたり一面イルミネーションで
キラキラしています。
そういえば今日がクリスマス イブなんだと思いました。
そして、一晩開けた次の日。
ホテルの外に出てみるとなにやら雰囲気が違います。
物の見事に何処の店、商店も閉店していて
私は帰りの飛行機までの数日、時間を潰すのに苦労しました。
クリスマスは家族とおとなしく家で過ごす、これが彼らの習慣のようです。
おまけに緯度が札幌と同じくらいなので、寒いこと、
ロンドンは樺太と同じくらいです。
本当は昔むりやり買わされた、ミンクのジャンパーを着ていきたいのですが
目立つ格好をしていると、ろくなことはないので普通のダウンにしておきます。

さて、前回のF40の話の続きです。
もう皆さんもお分かりのように、小雪の舞い散る3車線の幹線道路の
真ん中に停まったF40は、信号が青になって走り出してものの20メートルも
走ったところでクルリと1回転しました。
それだけなら良かったのですが、左側のガードレールに前後のカウルを
激しくぶつけ、カーボンのカウルはものの見事にバラバラ。
一報を聞いて駆けつけた私が見たものは、
まるで新車だったとは思えない、無残な姿でした。

保険は?
聞いた私に返ってきた言葉は、「入って無い」
アホかお前は!!!
こんな高い車を扱っていながらなんで保険に入らないの?
今更です。
勿論私は会社で「管理者賠償保険」 なるものに昔も今も加入しています。
ただそのときは「下請け者担保」に入れていなかったのです。
後悔遅しです。

そこからです、苦難の毎日が続いたのは。
幸い、事故した当日直ぐに謝りにいった私を、お客様は
お前がやったことではないから、仕方ないと言ってくださりました。
問題は既に全額頂いている4000万を越えるお金をどうやって
返すかです。

この難題を終わらすために、3ヶ月に及ぶ時間が必要でした。
今、ぺヤングソース焼きそばのゴキブリ混入の話題がニュースを
賑わわせていますが、いつ何時災難が自分に降りかかるかは判りません。
その為の準備をしっかりしておく、
これが教訓です。
自分の体なら病気や、生命保険に入っておく
車なら当然任意保険に入る、これらのことです。

さて、ロンドン行きのためこのブログは来週の金曜日まで
お休みさせていただきます。
また戻りましたら精力的に作文しますので、お待ちください。

鞍 和彦
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