フェラーリの12気筒の流れ。

250GT SWB
1959~1962年
2953cc
280馬力

250SWB 2005-11

250GT SWB


皆さんおはようございます。

デイトナの解説から少し間が空きましたが、フェラーリの12気筒の歴史を
ここで簡単に解説したいと思います。
フェラーリ社の歴史は1950年代に遡るわけですが、当初からV型12気筒を
エンジンの設計技師だった、コロンボ氏は選んでおりました。
その理由は様々な意見がありますが、アルファなどの4気筒、ポルシエの6気筒
などとは、格が違う高性能ユニットの象徴との意味で選んだのではないかといわれています。

最初期のエンジンは 125Corsa Sport と言う車に積まれた
1500cc V12気筒 1シリンダーあたり124ccでX12で1496cc
次が 166Mille Migliaに積まれた
2,000cc V12
その次は195 Inter に積まれた
2,300cc V12
その後
212 Export
2,600cc V12
250MM GTO TR あの有名な250シリーズですが
3,000cc V12  246ccX12=2953cc
次に 275GTB用として 3300cc
その次が 365GTB/4 Daytona 用として生まれた
一気筒あたり365ccの排気量で 総排気量4300ccの
フロントV12気筒として究極のエンジンと言われた名作を産んだのです。

この70年を境にフェラーリ社はV型12気筒を止め、水平対抗に転換します。

私は残念ですが、60年代のフェラーリには少ししか触れておらず
250シリーズでは 250GT、SWB、 250GTE 250GT Lusso
この3台だけしか運転した事がありません。
そこで記憶をたどってその時の印象を振り返ってみたいと思います。

まず、250GT SWB
このSWBというのは ショートホイールベースの頭文字です。

CIMG4038_3383.jpg

250SWB 2012-1


この車は、スチールボデイ、アルミボディ、アルミコンペテションの3つのタイプが
あります。
もう15年位前になりますが、このうちアルミのコンペテションを販売目的で
ある人から預かったのです。
色は黄色でアメリカでフルにレストアされた固体でした。
当時でも1億円はしていたと思います。現在なら3億以上はするでしょう。

ですので私は慎重に走らせたのですが、まず第一印象は
あまり速い車ではないな 
と言うものでした。
ボデイはアルミでしたし、内装も殆ど無いような簡素な作りでした。
ただ、エンジンは意外と重く、3000回転くらいからフルスロットルを
くれやっても、加速はいまいちでした。
多分、いま考えると高価な車ゆえ、殆ど走らせていなかったのが原因と思います。
それとその頃、365GTB/4 デイトナなどもっと大排気量のエンジンを
もつ車に親しんでいたので、この3000ccのエンジンが物足りなく感じたのでしょう。

ただ、その後250GT Lussoに乗ってからは印象がかなり変わりました。

その話は明日。




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