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人生の挫折と壁

皆さん おはようございます。

これを読んでいただいている、読者の方は大概が40歳以上と思います。
ということは20代もあり、30歳代も経験して今に至ると。
そこで質問です。
今まで何度挫折感を味わい、人生の壁にぶつかりましたか?
何度もある? いや俺は挫折感など味わったことはないぜ、、、、

今、欧米で例のイスラム国に入国してジハード(聖戦)戦士になりたいと
声を上げる若者が急増しているそうです。
自分の不満を別の意義にすり替えているようにも見えますが。

幸い日本は仏教が基本の国ですからイスラム教とは疎遠です。
ですが、欧米、特にヨーロッパは違う
例えばイギリス、フランスなど人口比で言えば10%くらいの
イスラム教徒がいるそうです。
何故? 純粋な白人ではなくアフリカやアラブからその昔
奴隷として、あるいは職を求めてきた先祖の末裔。
彼らは原理的に宗教はイスラム。
けれど白人有利の社会の中ではマイノリティ。(少数派)
だからその子息、つまり系列の若者は人生に閉塞感を感じている。
仕事は下働きしか与えられない。
ところが彼らは新しい「イスラム国」を建国しようとしている
しかも信者にとっては「聖戦」だという、
つまり正義のための戦い?
おまけに給料も貰えるという。

ここまでイデオロギーと現実の条件が整っていては
日常的に不満を抱える若者達にとってはとても魅力な選択肢に見えるでしょう。
この問題は根が深いから簡単には解決はしません。

翻って我日本国、
今、話題になっている川崎の中学生殺害事件
犯人たちは在日朝鮮人の2世と言われています。
この狭く、何事にも狭義なこの国では
生まれ、育ちはかなり大きな要因です。
当然今回の犯人たちも物心着いた時から、目に見えない
差別感を感じて育ったと思います。
それを跳ね除けるだけの努力、勇気が無かった
勿論、それを乗り越えて成功している方たちは大勢いますが
ごく普通の日本人よりも何倍かの努力をしたと思います。

では普通に生まれ育った日本人は皆幸せに生きれるのか?
勿論、そんなことはありません。
多かれ少なかれ挫折や壁に当たります。
つまり皆平等に悩み、苦しみながら人生という険しい道を歩んでいくわけです。
そういう私も今まで何度も大きな壁にぶち当たりました。

1回目 16歳の高専1年生の時 (都立航空工業高等専門学校)
中学生の時は成績優秀で俺は頭が良いのかと、うぬぼれていたら
同級生は遥かに私の上を行くレベルで、夏休みを終える頃には
授業に付いていけなくなった。勿論勉強不足もあったが。(根がズボラ)
翌年の春進級できず、どうするか迷う。
辞めて別の高校に転校するか、もう一回1年生をやるか。
結局もう一度恥ずかしながら1年生をやり、周りは新入生、
私は2回目、かなり違和感があった。

2回目 その学校の3年生の時 (1968年頃)
東大を始めとする学生運動が頂点に達するほど盛んで
派手なことが好きな私は
感化され日夜勉強そっちのけでほかの大学生とか、同じ高専の連中と
日夜議論を交わす日々。
当然単位がとれず落第。高専というのは5年制なので
もう一度3年生をやると、まだ残り3年間もある。
この時も大いに迷う。
仲間の私よりもはるかに成績優秀な連中がその真面目さゆえに
学校に失望して中退していくのを見て、俺はどうすれば良いのか?
というわけだ。
まだ学生の分際で生活はオヤジに頼っている身分
今は亡きオヤジに相談すると「無言のまま」
だったら楽な方を選ぼうと勝手に決めた私は、かなりなお調子者だった。

続く

プロフィール

CASTEL AUTO

Author:CASTEL AUTO
「子供の頃から純粋に車が大好きだった」

そんな無邪気な少年は自然の成り行きで
1974年、伝説のシーサイドモーターに入社。
49年経った現在も車に対する愛情と情熱は冷めやらぬまま
今日もひたむきに走り続けている。

キャステルオート
鞍 和彦

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