たかが時計、されど時計

皆さんおはようございます。

前回のブログで私が初めて買った 「ロレックス」のお話でした。
GMTと呼ばれるその時計は主に飛行機のパイロットなどの為に
2カ国の時間を表示できる機能が付いておりました。
ですので、海外によく出る人にはとても便利だったわけです。
現代のように、スマホで全世界の時間が判る時代ではありません。
丁度バブルが始まり、年間に5回以上も成田から飛ぶようになった私も重宝しました。

GMTRolex 


そのロレックスは1982年に買って、2007年に手放すまで
実に25年も愛用していました。
その頃同時期にもうひとつのロレックスも持っていました。
サブマリーナというモデルです。
ブルーの文字盤に加えダイバー用の気密設計された頑強な
「オイスターケースと呼ばれる」 このモデルは
機能性といい、そのデザインと言い私が一番好きな時計の一つです。

サブマリーナ

また、バブルの頃 金無垢のロレックスも買いました。
何故?
1989年のバブル真っ最中の時、私はアメリカの「マイクシーハン」に
ベンツの300SLを分けてもらい日本に売りました。
その時、マイクが通常のコミッションの他になにかお前の好きな時計を
プレゼントしてあげる と言われました。
その頃はお互いによく儲かっていたのです。

私がロレックス、それもゴールドの金無垢
ベゼルが(文字盤)がホワイトで 数字のインデックスがローマンの大文字
おまけに周りのリングをバークフィニッシュというわざと荒削りのように見えるもの
ロレックスは新品でオーダーすると
このように細かくリクエスト出来るのです。

マイクは心よく引き受けてくれ
ニューヨークのロレックス本店にオーダーしてくれました。
当時のお金で1万ドル (1$=150円のレート)の時代です。
つまり150万円。
数ヵ月後出来上がったその「新品の」ロレックスを
当時の日本担当のデビッド ギジーさんがわざわざ手持ちで
日本に運んでくれました。
まともに送ると税金がかかるからです。

この頃不動産屋を中心に金無垢の時計が大はやり、
それらを付けていないとモグリかと言われるほどでした。
お調子者の私もその流れに見事に乗っかったわけです。
ところがその時計の写真は今、残っておりません。
ご存知のように90年を境にバブルが物の見事に弾け
全て泡と化したからです。
私も例に漏れず、後追いの税金は来るわ、車は全く売れなくなるわで
生活費にも困る始末。
当然?のごとくその「金無垢」ロレックスは質屋通いです。
あまり借りても返せなくなるので、1回15~20万程度
何度質草に入れたか判りません。

その頃、バブルの頃ブイブイ言わせて走らせていたベンツの「S」クラスは
とうに売り払い、ホンダのアコード 15万円です。
私の生涯で一番ビンボーな時期でした。
そこでこのままではアカン、
と心機一転して望んだのが例の 「過激コマーシャル」です。
曰く、サラリーマン諸君 夢を叶えよう ドリームズカムツルーだ!と。
その頃私にあるのは経験だけで、運転資金など一切なし
まさにドリカムは私自身に向けた言葉でした。

続く。
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