歳を重ねただけでは人は老いない、理想を失うときに初めて老いが来る。

皆さんおはようございます。
上の言葉を言ったのは、アメリカの実業家のサミュエルという人物です。

理想を目標と言い換えればわかりやすいかも知れません。
私も振り返れば、20歳代の頃は将来自分がどうなるのか、あるいは
どうなりたいのか、全く考えておりませんでした。
フーテンの寅さんではないですが、一応一つ所に就職し仕事を覚えるのに必死でしたが。
ところがその6年半の在籍の間に、社会的な現象とまで言われた
スーパーカーブームが起こり、普通では経験できない時間を過ごし
本当に時間、日々が過ぎるのがあっという間でした。
おまけに最後は会社の倒産という貴重な経験まですることになりました。

なので、20歳代はあっという間に終わり
次は30歳の台です。
本来ならば20歳で得た知識、経験を活かし
仕事にも家庭人としても充実した人生を送るはずでしたが
6年半努めたシーサイドモーターが潰れ
ある意味路頭に迷ったので今度は逆に生活すること自体が
綱渡りみたいな日々を過ごしました。

始めの頃はブローカーだけでは食べていけず
お客さんの洋服屋でデパートに納品するアルバイトなどをして食いつなぎました。
その頃は、金もない、まだ経験も少ない、客もない、知名度も勿論無い
とにかく無いものずくしでした。
シーサイドが潰れたのが1980年、やがて日本中を巻き込む騒動になる
例のバブルが1988年くらいから押し寄せるのですが
それまでの8年間、よくやっていけたと今更ながら思います。

このバブルは象徴であった、土地の地上げ、転売、などと並び
何故か自動車のスポーツカーの分野まで及びました。
もう25年も前の話になりますが、
皆さんの記憶にも フェラーリのF40が一時2億で売買されたとか
普通の512BBが 5000万とか、覚えているでしょう。
丁度現在のオークション相場(海外の)と同じです。
だからその後わずか5年足らずで、F40が3000万に下がったのを
知っている私は今の相場は絶対に長続きはしないと断言できます。

その車の相場が乱高下したのと、歩を合わせるように
私の人生も乱高下しました。
それはその頃乗っていた足の車に象徴されます。
バブルの前はワーゲンのゴルフ、いすゞのジェミニ、などを転がしていたのに
あぶく銭が入ると、まずは下取りのジャガーのバンプラを乗り回し
次は憧れの?ベンツのSクラスを買いました。
ところが1990年も後半に入ると世の中の景気は潮が引くように冷め
反動でかなり深刻な景気後退が始まりました。
ブローカーの私はそんな波に抗える訳もなく
殆ど無一文、逆に税金という借金を背負い岸辺に打ち上げられました。

このままではクラゲのように干上がるばかりです。
なので40歳代は苦難の幕開け。
この先どうやって生きていくのか?
多額の税金をどうやって返していくのか?
などなど問題は山済みでした。
シーサイドが倒産した時は30歳
今度のバブルが弾けた時は40歳
丁度10年周期で区切りが来ます。

人生山あり谷ありとはよく言いますが、
大切なことはどのように歳を取っていくかです。
私の人生が貴方の人生と同じパターンではありませんが、大事なのは
自分の中に様々なスキル、つまり経験で得られた知識を積んでいくことです。
そうすれば、様々な波に揉まれながらも沖合にある目標とする「島」を目指して
泳いでいくことが可能になります。

一番大事なのは泳ぐことを諦めないことです。
その頃私はマンションの8階に住んでいましたが
ドアーを出て廊下から下を覗くと東横線の線路が見えます。
ここから飛び降りでもすれば自分の人生は終わるな
時々そう思いました。
その考えは楽しいことなんかこれからあるのか?
あるいはそれを作ることが出来るのか?
それは自分という人間の自信の喪失に訳が有りました。

誰でも強い外界の風や雨にさらされると心が萎縮します。
大事なことはそんな時でもそれらに立ち向かう勇気です。
その勇気を作る源、それは日々の些細な事の積み重ね
それしかありません。
なので、いま63歳になる私は40歳の頃よりも数倍の勇気があります。
それは40歳から今までの23年間、積み重ねてきたものが
自分のプライドとなって存在するからです。

冒頭の文句が示唆するように
人生は歳のとり方、老い方が大事だと言うことです。
常に目標を持って、、、、
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Castelauto

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