私が始めてディトナに出会った日

皆さん、おはようございます。

まずはじめに今売り出した ディトナのレストア中の画像をご覧下さい。
https://goo.gl/photos/v8XoAudLWzqWWhZWA
ここに至るまでおおよそ4年の時間がかかっています。
つまり今回これを買われる方は時間を短く買えるというわけです。

さて、
10月は気候も安定し、絶好のドライブ日和です。
私は昔はオートバイにも乗っておりましたが、最近はオープンカー専門です。
天気の良い日に自然の景色が良い、カントリーロードを
屋根を開けてゆっくりと走るのは何よりも好きです。
今はベンツのSL55AMGに乗っていますが、
この車はパワーもあるし(500馬力)
屋根もわずか10秒で全開になる非常に優れた車です。SL55AMG-1 (2)

普通の500SLでも十分コストパフォーマンスは高いですから
是非皆さんにもお勧めします。
乗り出しで300万もかかりません。(2005年モデルくらい)

さて、本日のメインの車です。
フェラーリの 365BTB/4 通称 DAYTONA
このディトナの名前の由来は皆さんご存じですよね。
今日のお話はこの車を私が始めて見て乗った時のことです。

時は1974年7月ころ。
私がシーサイドモーターに入社して3ヶ月くらいたった頃です。
その頃、本社を建設中で(10階建てのビル)仮社屋で営業をしておりました。
ある日そこの狭い駐車場にフェラーリ独特の甲高い音を立てて
その車はやってきました。
停車すると、エンジンの調子を確かめるがごとく、
猛烈なブリッピングを繰り返し、まるで百獣の王が吠えるが如く。
今でこそ、特にランボルギーニ系はマフラーのチユーニングでかなり煩い音を
出しますが、この頃はそのようなものは皆無。
いわば正統派のエンジンのカムの音、キャブレターの吸入音
それと長いマフラーが奏でるサウンドが融合して独特のフェラーリミュージックを
作っているのでした。

でも幸いなことにその音を聞ける環境が死滅したわけでなく
今現在当社でレストアしている同じデイトナで皆さんにこの
アナログ系最高のサウンドを聞いていただくことが可能です。
一度この本物の音を聞いたら、355系などのマフラーだけの音がおもちゃに聞こえます。

話はそれました。
おもむろにエンジンを停止してドアーから出てきたのは
一見、土建屋のオヤジ風
名前は 松崎さんと言いました。
社長己晴とは仲が良いようで、親しげに喋っています。
私が物珍しげに車を見ていると
なんだお前、新入社員か?
と声をかけてくれました。
はいそうです、
と大きな声で返事すると、この車どうだ? と聞いてきます。
最高にカッコ良いと思います、
と中身が分からないけどお世辞半分で答えると
ちょっと横に乗れ
と、上機嫌で誘ってくれました。

その頃は今と違い、フェラーリでもランボルギーニでも
まだ日本にほんの数台の時代、
つまりこのデイトナも非常に貴重な車だったのです。
後で聞いたらこれはシーサイドが新古車でイタリアから輸入し
初めに神戸の宝石商の女性!!に売ったのだが、
あまりに取り回しが悪く、(ステアリングがメチャ重い、クラッチ、ブレーキも同)
直ぐに横浜に戻り、松崎さんの所有になったとのことでした。
彼はその風貌からも想像できましたが、空手の有段者
腕っぷしはかなり太く、いわばレスラーのような体型でした。

私を隣に乗せると、エンジンを素早く掛け
ブリッピングを繰り返しバックで一号線に出すと
とても軽そうなギヤーシフトを1速にエンゲージし (カチンと音がした)
アクセルを吹かすと同時にクラッチを繋げると
ディトナは猛烈な勢いでリヤーホイールをスピンさせ
脱兎のごとく加速していきました。
解説すると、エンジンのバランスとキャブレターの完全に同調している
ディトナは半クラッチを使う必要もなく
ファーストギヤーで3000回転あたり、フルにアクセルを与えてやると
確実にホイールスピンします。
但し欧州仕様のみ。US仕様はカムタイミングなどの関係でマイルド

私はこの一発の加速でこの車の凄さを十分に体感しました。
何しろファーストギヤーで7500回転も引っ張ると
時速90キロを越えるくらいのパフォーマンスの持ち主です。
正直驚きました。
世の中にこんな早い車があるんだと。

続きます。
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