フェラーリ クラシケ

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このクラシケとは英語で言うクラシックの意味です。
数年前に始まったこのプログラムは 今まであまり過去に作った作品に対して
重要視していなかったフェラーリ社がようやく重い腰を挙げ
しかも彼らからすればビジネスにもなると、そういうわけで始まりました。
その内容は生産車の認定ならびにレストアの作業です。
そもそもはそれが出来なかった理由が、彼らにも当時の資料(1950~からの)
が見つからなかったからです。
それが偶然使っていなかった倉庫の片隅に保管されているのが見つかって、
このプログラムを始める事になったと、とてもイタリアらしいいい加減さですよね。

私も昨年フェラーリ本社を訪れ、そのクラシケの部門の部屋を見せてもらいましたが、
それほど大きなオフィスではなく、5~6名のスタッフとチーフがデスクワーク
をしていました。その大事なファイルは電子書籍に変換して年度別に引き出しに
保管されており、其処には生産年度、出荷先、オリジナルのカラーなどが手書きで
書いてありました。
元の紙が古かったのか、色がかなりセピア色になっていたのが印象的でした。

今回キャステルでは、2台のディノ、またディトナなどを申請し無事に認定書を
作る事が出来ました。
例えばオリジナルの色が現在の色と違っていても、認定できないわけでわけではありません。
ボディの項目に 但し書きでオリジナルはこの色だったが現在はこの色になっている
と書かれるわけです。

オーナーからすれば自分のフェラーリが本社のお墨付きを得て、
どこがオリジナルで、どこが違うかを教えてくれるわけなので
子供の履歴書を貰うような気分になれる そういうわけです。

さて、その申請の方法ですが、彼らが要求してくる写真の撮影から始まります。
というのは基本は車両をマラネロまで持ち込みなのですが、それは大層な仕事なので
ディノ、ディトナクラスまでは写真で判定するというわけです。
先日、名古屋の平松さんの所有する250SWBをマラネロに持ち込んで
レストアとクラシケの取得とを同時に行いましたが、
数千万の費用がかかったと話題になりました。
ちなみにディノクラスで70万くらい、ディトナなど12気筒では100万くらいが
かかる費用の目安です。古くなるほど費用が高くなるという理屈です。

今回お見せする写真はディノ206のものです。
写真を送ってこのファイルが届けられるまで約半年がかかりました。
もし皆さんの中に自分の車もこれを取りたいという希望の方は
当社までご連絡下さい。

これはバッジです。でもディノには貼るところがありません。

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こういう諸元のページが数ページあります。

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あとはこのように各部門の画像です。

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この写真を撮るためにフロントのアンダーフレームのカバーを外しました。
これが少し面倒です。

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206特有の細いパイプのマフラーがよく判ります。

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