何処かで眠っている車が有ったら売って下さい。

皆さんおはようございます。

先日関西にディノを売りたいと連絡がありましたので見に行きました。
現車を見たら、びっくりポン
約10年間雨ざらしにされていたディノは見る影もなく
朽ちていました。
全てのボディのパネルが腐り
元から柔かく薄いディノのパネルはもうほとんど「鉄の紙切れ状態」
エンジンフードに至っては、紙のように薄くなり勿論完全に腐って
原型を留めるのがやっと という状態。
下の地面が草ぼうぼうで、湿気が溜まるところに来て
下手にボディカバーをかぶせていたものだから
夏の暑さで湿気が充満して、「ディノの蒸し焼き」
なので完璧にフレームも原型を留めてはいないと思います。
下はファイバーのアンダーカバーが付いているので
表からは見えませんが、ボディ、特にドアーパネルとかの下の部分が
腐っているのは例外なくフレームも腐っています。

理由はボディのセンターフレームの楕円の形状をした
メインフレームの中には、ラジエターとエンジンを結ぶ
クーラントのホースが2本、行と帰りとで通っており
走ると当然熱を持つ、すると周りの楕円状のフレームの中の空気が
熱せられて、エンジンを止めると冷やされる
すると水蒸気が発生してそれが錆、腐りの元となるわけです。

現存しているディノの8割はフレームが程度の差こそあれ腐っています。
普段はファイバーの板で覆われているからわからないのです。
まあ、モノコックボディだから、フレームが折れることは無いと思いますが
強度が下がるのは当然でしょう。

持ち主の方はお父様が10年位前に不動車で買ってきて
一度もエンジンすらかかった音も聞いていないそう。
多分この日本にはディノに限らずもう何年も動かしていないで
「寝たきり」状態になっている車も多々あると思います。

私の考えはイタリアのマラネロで生を受け、この世に出て生きてきた
「価値のある車」であれば
何とかして生まれたときの状態に戻して走らせてやりたい。
普通の国産車ならとっくに廃車になるようなコンディションであってもです。

そのような程度の車を元に戻すには
かなりな経験と、豊富な知識、確実に作業をこなせる
スタッフの存在など、越えなければならないハードルは高いものがあります。
棒高跳びの競技で言えば、2メートルを何度も超えたことがある選手と、
一度も超えたことが無い選手がいたとする
2メートル以上を求められて、越えたことが無い人にいくら
怒鳴ろうが、尻を叩こうが無理なものは無理
勿論当社は2メートル以上を何度もクリアーしてきている
その差があるということです。

なのでそのような車がもし身近にあるなら是非お声をかけていただきたい。
程度を問わず買い取ります。
そして新車同様に復元して見せます。
そういう店に依頼するのが真の車好きではないでしょうか?

Dino GTS 2016-6
Dino GTS 2016-5
Dino GTS 2016-4
Dino GTS 2016-3
Dino GTS 2016-2
Dino GTS 2016-1
プロフィール

Castelauto

Author:Castelauto
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク