皆さんおはようございます。
まだまだ寒い日が続きますが、暦では立春です。
桜の木だって開花の準備をし始めている。
ならば人間は?
別に毎年人は開花するわけではありませんが、
気持ちの持ちようくらい春らしくても良いのでは?
私は今の自分の仕事はイタリア産ではあるけれど
同じ人間が作った「自動車の芸術作品」であるビンテージカーの
次世代に向けての動態保存、レストアの方法などの継承作業だと考えています。
なので、これからもどんどんと私が知りえた事、経験してきた事などを
わかりやすくインターネットや書籍などを通じて伝えていきたいと。
またそれとは別に、今を楽しむための道具としての車、
これにも更にいろいろな情報を発信、共有していきたいと思います。
残念なことにメジャーなフェラーリなどのビンテージはまだ高いままです。
ディノで以前は2000万前後で売られていた「並」の水準の車が
現在は3500~4000万
フルにレストアすれば6000万以上とかなりな高額商品です。
なので、私は見て楽しい、走らせても楽しい、しかもリーズナブル
これをコンセプトに今回は、デトマソパンテーラを選びました。






1972年製造のこの車は丁度ディノと同年代。
当時私はシーサイドで数台これを販売しました。
印象はエンジンももっさりとしているし、コーナーに弱い(不安定)な
スポーツカーらしい形をしたアメ車。
なので今まで長い時間疎遠でした。
ところがここ近年アメリカに行くたびに見る、パンテーラの進化
現地で試乗した時のパフォーマンスの高さに驚き
自分で販売したい、そう思いました。
現在2台在庫しているパンテーラのエンジンは両者とも昔のエンジンではありません。
エンジン部品が沢山あるフオードのチューニングパーツを用い
ブロックはエーデルブロックと言う頑丈でハイパフォーマンス
キャブレターはご存知フォーリーの4バレル大口径です。
その結果、走らせると下から相当なトルクが発生し野太いサウンドとともに
いかにもスポーツカーを走らせている、そう実感させます。
勿論足回りは現代のチューニングパーツを使えば昔よりもはるかに安定します。
そして一番大事なのが「価格」
一台が1200万、フルレストアした方が1500万 (共に税抜きで)
これなら少し頑張れば買えませんか?
論より走り?で是非当社にお越し下さい。
乗れば良さが直ぐに解ります。
アフターもばっちり。
もっと過激なものを求める方には私の大好きな「GT40 ]もあります。
1150キロの車体に、5700ccのレース用エンジンで530馬力
速いのは当たり前。
ちなみに私が小学生の頃、流行ったスロットカーレース
私が選んだのがこのGT40でした。
今、実車を持てたことをとても嬉しく思っています。
是非楽しい「アメ車」を堪能してください。
おっと、忘れてはいけない
マスタングGT350 ファストバック 1966年もあります。
春と共にドライブシーズン、それを楽しい車で走りませんか?