電話の話し方。

皆さん おはようございます。

今日は話し方講座の第2弾 電話編です。
携帯電話の普及で、今はいつでも何処でも相手と連絡が取れる時代
言わば、自分が歩いていても、トイレでウンこをしていても
相手と会話ができる。
昔の固定電話の時代と比べたら雲泥の差です。
1980年代の初め、初めてNTTが 「自動車専用の電話」を開発しました
この時は対象は
会社の役員用の車
政府関係者の専用車
などが対象で、一般のオーナーには不向きでした。
理由は値段の高さ
一台ずつ専用に配線し、取り付けるので工事費もかかり
全部で30万くらいだった記憶があります。
その象徴である、トランクに付くポールアンテナが当時はステイタスで、
ダミーのアンテナが売られたほどでした。
その頃から仲の良かった三浦商事の三浦さんが
鞍さん、これをどの車にでも使えるように出来ないかな?
と聞いてきました。
何故なら我々車屋は足はともかく常に複数台の車を走らせます。
なので、どの車でも使える自動車電話が欲しいと。
今ならそんな時代もあったのかと、笑い話ですよね。

そこで私は一計を案じ、サンプルの車を用意して
それに通常通り電話を取り付けて貰いました。
あとで剥がしやすいように作業の手順を見ながら。
終わった車を親しい工場に持ち込み、分解を始めました。
一番面倒だったのは、電話機本体はセンターコンソールに付いているので、
簡単に取れましたが、電話機の本体がトランクにあるため、
長いコードを後ろのシートを取り外して引き抜かなければならなかったところ、
電源もフロントのエンジンルームにあるバッテリーからなので、面倒でした。
ようやく全部外してみたら長いコードの山。
私は手で持てるアタッシュケースに全部を入れるつもりでしたので
コードを短く切断することが必要でした。
電源はバイク用の小型のバッテリーです。 横にしても大丈夫なドライバッテリーを探しました
アンテナは電波無線に使う細いものを流用しました。
それだけ苦労したので、最初に電話がつながった時はとても喜びました。
それを見た他の車屋からも頼まれて、4個くらい作った記憶があります。

そんなことをしているうちにNTTはようやく持ち運びが出来る
最初の機種を発表しました。
1985年の9月です。
主に工事現場で使われることを前提にしたような
弁当箱サイズのものです。  
名前はショルダーホン  重さがかなり重かったので歩きながらでは
肩にぶら下げると。
ここからですね、いわゆる「携帯電話」の始まりは。
hand phone-1
勿論新しもの好きの私は、直ぐに購入しました。
その頃は携帯電話など誰も持っていない時代です。
私が新幹線の食堂車でテーブルに座り、窓際にこれを置いて通話していると、
皆が珍しい目で見ました。
勿論私は得意満面、
誰もが持っていない物を持つことが自慢になるのは何時の世も変わりません。
織田信長の時代では茶の湯の茶器、つまり茶碗が
名人の作になると、一つが小さな城と同じくらいの価値があったと言われます。
だから誰もが持てない物を権力者は欲しがった、
車のコレクターと似ていますね。


続く
プロフィール

Castelauto

Author:Castelauto
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク