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信じるものは救われる

皆さんおはようございます。

人は長く生きていると、思わぬアクシデントに見舞われることもあり
更に、病気、周りの不幸とか人智では避けられない事も多々あります。
つまり「喜びよりも」 「悲しみや苦しみのほうが」 数が多い。
これが実情でしょう。
だから人間のチカラでは逆らえない「神様」に頼ろうとする。

私の場合、66年生きて来て何度か「神様」との接点はありました。
友人が入信を勧める、親類が信者等
逆に言えば、それらに頼らずともなんとか生きてこられた、
つまり自分自身のマインドが自分の神であると、、
これが正しいかどうかは他人の判断です。
イスラム過激派だって、自分達が正しいと思ってテロなどを企てるわけです。
けれど誰に頼ろうが、最後は自分自身が決める事。
この原則を忘れてはなりません。

このカウンタック事件の時も原宿で情報を聴いた時点で警察に通報するべきで
あったかもしれません。
パトカーの数も我々の何十倍も多いわけですし、
ただ、「自分のやれることをやってみて、ダメなら他人に頼る」
この考えが私の原点です。
つまりは自分のチカラを信じ、自分の運を信じるということ。
その意味で私は「運」が強いのかもしれません。
輝ちゃんのロータスで原宿から新宿に向かい、一旦四谷に向かい
靖国通りを新宿方面にUターンして明治通りの信号で信号待ちをしていたら
「彼」が轟音とともに目の前に現れました。
池袋方面から来た彼は右折して新宿大ガードへ向かおうとしています。
それを見た瞬間、輝ちゃんはものも言わずにロータスのドアーをけ飛ばして
カウンタックに走ると、ドアノブに手をかけ開けようとしました。
しかし犯人も用心深くロックを掛けていて、外からは開きません
驚いた彼はアクセルをふかしてクラッチに動力を入れ
走りだそうとしました。
ここで逃げられたら万事休すです。
すると身が軽い輝ちゃんは驚きの行動に出ました。
なんと逃げるカウンタックの後ろから、しかもデカいウイングを飛び越えて
リヤーのエンジンハウジングに飛び乗ったのです。
今考えるとかなり大胆な行動、普通の人間では無理な発想です
彼の小柄な体形、左右にエンジンルームにエアーを取りいれる
大きな弁当箱のようなエアーダクト
其処を左右の手で摑まえることが出来た、
これ等が振り落とされなかった要因でした。
何しろ、犯人は焦ってフル加速です。
輝ちゃんにも相当のGがかかったと思います。

もし振り落とされていたらかなりな怪我を負ったでしょう。
続く



プロフィール

CASTEL AUTO

Author:CASTEL AUTO
「子供の頃から純粋に車が大好きだった」

そんな無邪気な少年は自然の成り行きで
1974年、伝説のシーサイドモーターに入社。
49年経った現在も車に対する愛情と情熱は冷めやらぬまま
今日もひたむきに走り続けている。

キャステルオート
鞍 和彦

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