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Miura は至高の車か?

皆さん、おはようございます。

この画像は2011年のモントレィのコンクールイタリアーナに
キャステルが出展した時のもの。

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ルーバーのシルバーは、私のリクエスト
普通は、ブラック
理由はカウルが軽く見えるように。
ボディ下部のサイドシルも同じ意味。
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今日はこのミウラを皆さんに紹介することが出来て大変嬉しい気持ちです。
何故なら、
現在日本にあるこのミウラを手塩にかけて仕上げたのは私だから。

この下のリンクをみれば分かりますが、
私が2010年にその時のオーナーから買い受けた時は、本当にバラバラの状態。
車好きのお父さんが1972年にローマに出向き、
これを買ってアメリカ、サンタバーバーラの自宅に持ち帰ったのが、同じ年。
その時、お父さんはジェノバの港に行く途中
ボローニャのランボルのファクトリーに寄り道し、
前後のSV用のカウルをオーダーしたとのこと。
まだ当時は何でも気楽に話しが出来る時代です。

それから3年ばかりお父さんは、
このミウラSをカリフォルニアで走らせておりましたが
頸椎の持病が悪化してガレージに入れっぱなしに、、、、
時は流れ、2000年に息子がこのミウラを受け継ぎ、レストアを開始することになりました。
彼は、10年の歳月をかけ、殆ど全てのパーツを手に入れ
ようやく組み立てが始まると言う時、勤めていた製薬会社のリストラに会い
やむなくこの車を手放すことに、、、、
私は全米ナンバーワンのランボルギーニのレストア工場を持つ、
サンディエゴの「ボブレフカーズ」のボブレフさんとは当時から親しくしておりました。
その彼にこの車の話が回ってきたとき、彼は何故かアメリカ人にではなく
私に声をかけてきたのです。
昨年お会いした時、その理由を尋ねたら、「お前はナイスガイだから」
と言ってくれましたが。
それで私は直ぐロサンゼルスに飛び、車でオーナーの自宅がある
サンタバーバラに向かいました。
LAからサンタバーバラまでは約2時間。
晩年 レーガン元大統領が住んでいたこの町は、落ち着いた静かな町です。
そこで対面したのが下のリンクのパーツの山々。

勿論私は即決し、全ての部品をボブレフに運び、
組み立ててもらう事を依頼しました。
その後、ボディカラーの質問が来た時、私は前から塗ってみたかった
ライムグリーンに、インテリアは タバコ色のレザーにしました。
つまり全部私の好み、センスです。
なのでこのミウラは私が育てた子供のようなもの。
大事にして頂ける、体力、資産、それらがある方に所有してもらいたい、
そう願うのはわがままでしょうか?


久しぶりにミウラのお話をすることが出来ました。
ここ最近、価格の高騰などで、世界的に出物が少なく
探すのが難しい車になっています。
今回の車はリンクをご覧になればわかりますが、私が2010年に
ほぼワンオーナー(父と子)の車を仕入れて、全米ナンバーワンと言われる
サンディエゴのボブレフさんのところで、仕上げた車です。

このミウラと言う車は、台数が少ない、(750台)
しかも世界初の12気筒ミッドシップを採用した量産スポーツカーであり、
当時、フランクシナトラ、フランスのブリジットバルドー、ジャズ奏者の
マイルス ディビスなどそうそうたる著名人がこぞって所有したといういわくが付いた車です。

是非、貴方も値段が高いとかいう前に、歴史に残る車を手に入れるかどうか
そこで、ご判断下さい。
よく、「待てば価格が下がるのでは?」と言われますがミウラは例外です。
オリジナルはSモデルですが、完璧にSVにコンバートしてあります。
フレームのダクトにいたるまで。
オーナーの拘り方は画像をみればよく分かります。

ここをクリックしてください。


詳しくは 045-663-4660 フロント しのもとまで。
各種、スポーツカーの下取りも致します。
特にフェラーリ F40 F50は良い値段を付けます。

また、この車は日本に運んでから、再度エンジンのヘッドオーバーホール
理由は、オイル漏れが有ったため。
ダッシュを全部ばらして、配線を全部やり直し、
やはりサンディエゴのあたりは、メキシカンが多く、
ボブレフのところも例外ではありません、(工賃が安いから)
言いたくはないですが、
彼らにしてみればワーゲンのビートルも、ミウラも同じくくり。
当社は売る車は、絶対の自信が無ければ売りません。
なので、今回の購入に際しては、1年間の保証をお付けいたします。
なんなりと、ご相談ください。
この日本で1974年から現在に至るまで、30台以上のミウラを手掛けた
私が勧めるミウラに、信用、信頼は当たり前の話です。
なので、他社よりも価格設定が高いのは当たり前。
そこのところをご理解いただける方のみお問合せ下さい。

プロフィール

CASTEL AUTO

Author:CASTEL AUTO
「子供の頃から純粋に車が大好きだった」

そんな無邪気な少年は自然の成り行きで
1974年、伝説のシーサイドモーターに入社。
49年経った現在も車に対する愛情と情熱は冷めやらぬまま
今日もひたむきに走り続けている。

キャステルオート
鞍 和彦

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