皆さんおはようございます。
よく、「苦労は買ってでもせよ」と言われるよね。
ただ、その苦労の原因が何処から来ているのか?
それも大事だ。
例えば、ギャンブルに手を出し、有るいは株の投資で失敗し
多額の借金を抱えた。
だから毎日の食費にさえ苦労した。
これはよくあるパターン。
けれど誰も同情などしてくれません。
「あんたの自己責任」 「尻拭いを人に頼るな」
これが正論
あるいは、友人に頼まれて連帯保証人になったら、相手が夜逃げした。
これもそんな奴を信用したあんたがアホ
つまりは自分のエゴや、俺は周りの奴らより頭がいいから
簡単に金儲けが出来るなど自信過剰、あるいはすぐに信用する
「お人よしではすまされない人」 「自信過剰な人」
自分一人で生きていくのならまだ救いがありますが、
妻や子供がいたら巻き込んで悲惨なことになる。
では、私の場合、
今までの人生で2度も迷惑をかけた相手がいる。
誰? 自分の両親だ。
一度目は前回も書いたが、高専に入学した1年生の時
田舎の中学だったからレベルが低く、私は模擬テストなどで学年で
大体5番目くらいだった。(200人中)
ところが下町の精鋭が集まる高専は同級生の頭の良さが
私よりも数段上。
しかも先生では無く「教授」と呼ぶ教師たちの指導が厳しいこと
特に苦手な数学などたちまちついていけなくなり
テストでは赤点を連発
まあ根っからの馬鹿ではないのだろうから
真面目にあるいは私にしては必死に勉強すればよかったのだろうが
中学時代と違い「目標の無い」事には意欲がわかない性格。
夏休みを終えた頃には、学校に行くふりをして上野公園で昼寝
高専は授業が単位制だったので、科目の一つでも取れないと
「落第!!」
私は既にお先真っ暗。
上野公園の近くに「東京テレビ学園」なるものがあり
そこでもいこうかと後先考えずアホな考え
お金は誰が出すのっていう話 甘いよね。
そうこうしているうち、年が明け3月になった。
担任の先生は にべも無く落第宣告
普通の子なら「恥ずかしいから」とか言って学校を退学するよね
でも何故か私は妙に開き直り4月からの新学期を新たな新入生と一緒に
教室の一番後ろに座っていた。
それが私が今まで続く「特異な性格」の発端なのかもしれない。
この時の学びは、
1、過ぎたことは仕方ない、きれいさっぱり諦める
2、問題は失敗したことを「どうリカバリーするか?」
3、そのリカバリーにどう向き合うか? モチベーションは?
4、相手がいるならできるだけ外向きに「仲良くなれ」
このような事だった。
失敗その2に続く。