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40年目の新しい発見

みなさん おはようございます。
今年もいよいよ残りわずかとなりました。
何か新しい発見はありましたか?
何か一つでも新しいものに出会えると、当然励みになります。

そういう意味で、今年は仕事がらみではありますが
43年も前に知り合った彼女と再会し、
その当時は、あまり気付かなかった良さを再認識するという
そんな出来事がありました。

例えは悪いですが、その当時20歳でピチピチだった彼女も今や63歳です。
人間は40年前にはリニューアルが出来ませんが、
車の場合、愛情を持って直してあげれば、
ほとんど新車時、あるいは新車以上の輝きを復元することが可能です。
私は今から20年ほど前からこの仕事がとても気に入り、
自分のライフワークにしたいと思いました。
考えてみて下さい。
仮に60歳過ぎたおばちゃんがいて、
重力に逆らえず全身が弛み、(特にヒップライン)
顔には過ぎ去った歳月の苦労による深いシワが刻まれている。
声も若いころと比べると、ガサガサで艶が無い
何より足腰が弱り、歩くスピードも遅くなっている。
一言でいえば、若さからくる魅力の欠如

勿論人間は、機械と違い脳が有り、
そこには年月を重ねれば重ねるほど、表情や思考、行動に深みを増す。
全盛期の「高倉 健」を見れば良くわかる
彼が映画界にデビューしたての頃の単なる2枚目から
年輪を重ね、「黙って立っているだけで様になる俳優」へと変貌した。

なので、私の考え方は、
黙って其処に置いてあるだけで存在感、美術品としてのモチベーション
それらがある個体、ここで言えば自動車、それを作りたいと。

その対象は、極端に言えば古い時代の日本の軽自動車でも良い。
その時代を生きた技術者、デザイナーや職人たちは、
例えホンダの軽自動車であろうと、自分達の精一杯の努力を傾けたに違いない。
つまり人間が作ったという原点においては、
国が違おうが言葉が違おうが同じだという事。
日本の軽自動車、イタリアのフェラーリでも。
私の場合、たまたまイタリアのスポーツカーを扱っているだけ。

さて今日はそのうちの1台を紹介したい。
Lamborughini Urraco
このウラッコとは、メスの闘牛の若い個体のこと。
それまでフェラーリを見習って、
12気筒のエンジンしか作らなかったランボルギーニだったが
政策転換をして量産可能な「スモール ランボルギーニ」を
目指したのがこの車だ。
実際は設備投資ができず、とん挫したのだが、
私が当時ランボルギーニ社の日本総代理店 「シーサイドモーター」
に入社してその年の秋頃(1974年9月頃)
そいつは日本にやってきた。
今から44年も前の事、当時の記憶は覚えているのか?
それが意外とハッキリ覚えている。
まずはこの写真を見てくれ
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これを運転しているのは勿論私、ロン毛の頃。
車はウラッコの日本一号車。
場所は会社の裏山の三ツ沢公園

ファーストインプレッションは、エンジンレスポンスが悪いし
加速もたいしたことが無い。
シフトストロークも大きいし、と。
けれどアグレッシブなボディデザインは小柄な身体を引き締めていて
とてもチャーミングだ。
インテリアも独特で、横に長いメーターパネルに左右、
独立したタコメータ、スピードメータと、
以前の伝統的なデザインを完全に否定する
いかにもランボルギーニらしいなと思った。
おまけに後ろは狭いけれど、子供なら短時間なら
共にドライブできるスペースがある。
トランクもあるし、かなり実用性に富んだ車だと。
ただ一つ良いなと感じたのは、サスペンション、
かなりタイトなコーナーを攻めてもステアリングの応答は良いし
旋回性能もとても良い。
それはかなり前目のドライビングポジションにも理由があり
フェンダーからバンパーまでが短いので感覚をつかみやすい
そういう利点もあった。
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あれから43年が過ぎた。
久しぶりに走らせたこのウラッコは、
私の期待を良い意味で裏切ってくれた。
まず、デザインの良さは全く変わっていない
シンプルだが、よくまとまったデザイン。
特徴的な後ろのルーバーはこの車のアイデェンティだ。
おかげで真後ろは少々見づらいが、今どきこんな車は無いだろう。
新車の時、かったるいと感じたエンジンも今は気にならなくなっていた。
それよりも40数年も経って未だにそれらしい音を出して
吹きあがるエンジンに尊敬の念と、愛着を感じた。
速さだけを求めるなら、今どきの車を買えばよい。
なのでパフォーマンスには全く意義を唱える気がしない。
再度言うと、利点は軽いボディ(1200キロ)による
軽快なハンドリング、そしてブレーキ
前方視界の見切りの良さだ。
加えて言うなら、価格の安さ?
今どき、程度の良くないディノでも2000万を超える値段を言う
しかも個人オーナーが。
あんたそれを幾らで買ってるの? 
まさか車で儲けようとかふざけたことを考えているんでは
無いだろうね? 
お金は知恵を絞り、汗をたらして稼ぐもの、
私的には買取価格は 1500万がよいとこ。以前は1000万

かたやこのウラッコ、今回納めた新車に近くレストアした個体
車両本体価格は2500万
希望色での全塗装
内装の全張替
新品のフロントガラス
タイヤは当時の純正、ミシュランXWXの新品
モール類は全部再メッキ
ヘッドライトはHID
パワーウインドウは勿論
リモコンドアーロック
バックモニター
など全ての装備を備えてだ。
安くないか?
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新米の営業であったシーサイド時代、初めて売った車がこのウラッコだった。
そのお客様は相模原の北里大学病院のインターンの学生だった。
私が日曜日のショールーム当番をしていると、
玄関口にフェアレディの240ZSが停まった。
いかにも学生という感じのその若者は、
他には何も見ず、ショールームに置いてあった
グリーンメタリックのウラッコを指名買いした。
今頃彼は実家の滋賀に帰り、父親の後を継いでいることだろう。
人生いろいろ、車もいろいろだ。
興味をもったら問い合わせてくれ
045ー663ー4660  まで。


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今、外装が赤と、黒の2台がある。
貴方と私で歴史に残る、この車を仕上げてみないか?
吊るし背広のような新車を買うより、はるかに充実感を得られるはずだ。

貴方は 今のアウディがコントロールするガンダムの実写版みたない
アベンタドール見て、乗ってみたいと思うか?
この道、44年間イタリアのスーパースポーツと共に歩んできた
私が断言する。
日本人には派手なだけのスポーツカーは似合わない。
本人はどう思っているか知らないが、
はた目にはけして智慧のある人には見えないよ。
異論が有るならいつでも相手をするから私に直接会いに来てくれ。






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