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Maserati Indy

皆さん おはようございます。

フェラーリと並ぶ、
イタリアの名門スポーツカーと言えば、「マセラティ」
その名前は今でも、現行車を生産して受け継がれています。
もっとも現在は独立したメーカーではなく、フェラーリ社の傘下にありますが。

そこで今日ご紹介するのは、
まだマセラーティが自身のブランドで活躍していた頃の名車「インディ」です。
私は1974年にシーサイドモーターに入社しましたが、
そこはランボルギーニ、マセラティ、そしてデトマソの列記とした
国内唯一の正規ディーラーでした。

私が入った頃は、このインディ、そしてギブリ
次にマセラティ初のミッドシップ「ボラ」 その弟分の「メラック」
そして「カムシン」でした。
当時、私は新米の営業社員
なんとか周りに認めてもらおうと必死に努力しておりました。
なので、当時のマセラティは私が殆ど売り、
販売数は50台以上だった思います。

その中でも私のお気に入りは「ギブリ」
ロングノーズのスタイリッシュなデザイン(ジウジアーロ作)は一目見て惚れました。
販売を重ねるうち、マセラーティ社はフェラーリとは違い、あくまでロードユーズ。
それも「気品を称えるデザインと屋内、そしてそれに見合う質感の高いエンジン」
そのように理解しました。
エンジンはフェラーリの12気筒に比べて8気筒
その特性は、低回転からトルクが出て、リミットは大体5000回転
フェラーリのそれと比べると、2000回転も低いわけです。
なので、例えミッドシップの「ボラ」でさえも、重厚なイメージでした。

そこで今回のインディです。
当時この車は新車5台くらい、中古車も7~8台はイタリアから輸入されました。
エンジンは、初期は4.2リッター、次に4.7 最後が4.9リッターです。
でも基本は同じで低回転からトルクが出る、扱いやすいエンジン。
この車はリヤーシートも大人が乗れる余裕があったので、
4人乗りのスポーツセダンというイメージでした。
なので”子供を後ろに乗せてドライブ”という訳で意外と人気がありました。
ボディデザインは、ベルトーネでなく、ピニンファリーナでもなく「ビニャーレ」
よく見るとなかなかスタイリッシュ、特に私は真横からが好きです。

そこで今回ご紹介する個体
インディの最終モデル、4.9リッターエンジンを積んだとても美しい車、
というのは、製造から約50年が経つと、どんな車でもくたびれてきます。
だから、どれだけメンテナンス、外装、内装に手を入れてきたか?
それで現在の状態が分かるわけです。

またこの個体は珍しいオートマ
当時のモデルだから古い3速ですが、このエンジンとは相性が合います。
勿論私は、当時このオートマモデルも数台売りました。
東京都内をイージードライブするのも、他に差をつける良い手段ではないですか?
今、確認を取っていますが、こちらには、パワーステアリングも付いているはず。
もし、無ければ最新の電動アシストを付けます。

また同時期のフェラーリ等と比べて値段が安いのも魅力でしょう。
今回の個体で、1675万と消費税です。3年車検付きで。
現車は欧州にありますが、既にコンタクトをとってあります。
勿論私が現地で試乗、点検したうえでの輸入となります
是非、名門マセラーティの存在感を味わって下さい。

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お問い合わせは 045-663-4660
フロント、しのもとまで。
ちなみにギブリは 3500万以上します。


プロフィール

CASTEL AUTO

Author:CASTEL AUTO
「子供の頃から純粋に車が大好きだった」

そんな無邪気な少年は自然の成り行きで
1974年、伝説のシーサイドモーターに入社。
49年経った現在も車に対する愛情と情熱は冷めやらぬまま
今日もひたむきに走り続けている。

キャステルオート
鞍 和彦

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