皆さん おはようございます。
今回の新型ウイルスは、我々地球の「パラサイト」
つまり寄生している動物への自然界からの警告の様に思えます。
我々が我がもの顔して使いこなしているかに見えるこの地球も、
元来は誕生以来、何度も破壊や気候変動(氷河期など)を繰り返してきた。
ウイルスはエイズをはじめ、数々の風土病として人間を苦しめてきた。
例えば普通の動物なら、ウイルスにかかれば なすすべくもなく死ぬ。
たまたま人類だけが「長生きしたい」が為に数々の「薬」を発明し、
自然界に抗おうとする。
けれど、どんだけ高性能な薬があったとしても人間という動物の寿命には限りがある。
つまり200歳も300歳も生きることは不可能だ。
私は信仰心とかは持たないのだが、
人類の先人が残してくれた「深い言葉」には常に学びを感じている。
その一つが 法句経 にでてくるこの言葉。
虚空にあるも
海にあるも
はた 山間の窟に入るも
およそ この世に
死の力の 及びえぬところはあらじ
この一見当たり前のような言葉だが、深く読み解くと
我々の生き死にを諭していることに気づく。
つまり我々はロボットでもない限り「どこにいても死からは逃げられない」
それが早いか遅いかの違いだけ。
これを理解したうえで
江戸中期の講釈師、深井という人のセリフ
穴を出て、穴に入るまで世の中に
とことん頓智せずに楽しめ
いかにも宵越しの金は持たない江戸っ子らしい言葉。
穴はなんの穴かわかるよね?
ところが昨夜見ていたNHKのドキュメンタリー
太平洋戦争末期の「神風特攻隊」
皆さんご存じのように 殆どが20代前半
それを整備も十分でないゼロ戦、しかも重い爆弾を搭載し
飛行技能もまだ不十分
それでも彼らは片道燃料だけで沖縄に向けて飛んで行った。
戦艦「大和」も同じ
大和の艦長は「天皇陛下が死に場所を与えて下さった」 と述べたそうだ。
つまり日本人の「死生観」がそこに見え隠れする
突き詰めれば人間は必ず死ぬ
だからその死に方が大事だということ。
ところが今回のウイルス騒ぎ。
テレビのニュースキャスターのおねーちゃんとか
いかにも世の中に造詣が深いみたいなおっさん
死んでいく人の数が増えても、まるで他人事。
そう感じない?
つまりいつも言うけど、人間という今のバカな生き物は
自分がその立場になるまで「外を向きっぱなしで自分を顧みない」
自分が発熱して初めて恐れ、後悔する
その理由は、この平和ボケした日本人にとり
死は瀬戸際まで無関係に思えるからだ。
だから日常に流され、金の使い方もケチ臭い
そんな日本人に私も言いたい
その1、 まずは自分、家族が楽しめ
その2、 子供に金は残すな
その3、 自分が死ぬまでのスケジュールを表にしろ
その4、 キャステルオートというありがたい車屋でお金を使え
以上今日の提言だ。