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Dino Right hand part 2

皆さん おはようございます。

日本列島、南から北ま梅雨前線が停滞していますね。
たまに降る雨は情緒があるけれど、長雨は憂鬱になります。
そんな中、イギリスから2台目の右ハンドルが長い船旅を終えて横浜に到着しました。

今回の車は画像をよく見て頂くとわかりますが、
クーペでは珍しい 「チェアーアンドフレアー」という、
オーバーフェンダーにカンパニョーロのホイールが着くオリジナルモデルです。
これはディノの中でも 主に対米輸出モデルのGTSに時々見受けられます。
クー-ペでは希少なモデルです。

私の輸入車に対するルーティンですが、
まずは山手を軽くドライブ。
ベテランである私は、ものの10分も走れば大体、車の様子がわかります。
例えば、エンジンバランス、吹け上がり、アイドリングの安定
クラッチの状態、ミッションのシンクロの状態 など。

逆に言うと、
素人に試乗が許されても、10分そこらでの確認はムリだと言うこと。
特にディノの場合 10台有ればそれぞれ微妙に違いがあります。
なので専門家に任せるのが一番。
キャステルの場合は、かなりの加修理を行います。
理由は、もともとこのディノという車、
いわゆるフェラーリの生産車の中では初めから「高級車」という位置づけでは
無かったからです。
だから敢えてフェラーリのエンブレムを付けなかったとも言えるでしょう。

他の12気筒モデルと比べると、
大きな差異がボディに使われている鋼板の違い。
デイトナと比べても明らかに部材が薄いし素地が良くない。
だから簡単に錆びて腐るし、よく凹む。

私は今まで100台以上のディノを見てきましたが、
ボディパネルがフラットなものは、たまにある程度。
よく有るパターンは何度もリペイントされ、
パテが厚く塗られ、ベトっとした感じの車。
それを直すには、完全に塗装と下地を剥いで金属の地金まで出す必要があります。
これはキャステルのフルレストアの場合の基本です。

この画像は365BBの場合ですが、基本のやり方はどれも同じです。

365BB 2020 feb-5
365BB 2020 feb-6
365BB 2020 feb-7
365BB 2020 feb-8

レストアには、かなり大変な手間と時間と労力が必要です。
最近の塗装屋は、あくまで凹んだ部品をパネルごと替えておしまいの
手軽な仕事を選びますから嫌がる訳です。
勿論その場合、一からラインの引き出しを行います。
これには相当なセンスが必要です。

この様に一見、お手軽な車に見えますが、それは間違いです。
むしろ最高のクオりティを目指すのは、
かなりやっかいな手間がかかる車と言うのが正解です。
もし今後、ディノを求めたいという方がいらっしゃいましたら、
まずはキャステルに相談に来ることをお勧め致します。
予算面も含めて適切なアドバイスを行います。

dino right 2020-july 7
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dino right 2020-july 5
当社では常に5台以上の適切にお勧めできるディノの情報を保有しています。
ただし一言で言えば状態の良さは、「お金をどれだけ、かけるかで決まる」
これが鉄則です。

プロフィール

CASTEL AUTO

Author:CASTEL AUTO
「子供の頃から純粋に車が大好きだった」

そんな無邪気な少年は自然の成り行きで1974年伝説のシーサイドモーターに入社。
46年経った現在も車に対する愛情と情熱は冷めやらぬまま
今日もひたむきに走り続けている。

キャステルオート
鞍 和彦

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