FC2ブログ

2020年 激動の年

皆さん おはようございます。

当社キャステルオートも、昨日29日で今年の営業を終えました。
思えば今年の前半から世界中にコロナの嵐が吹き荒れ、
日本にも伝染疾患として伝わり、日夜、気が治まる日は有りませんでした。
何しろ相手は目に見えない敵。
対処する我々人間も、身体の病は元より心の病にも多々負荷がかかりました。
つまり「疑心暗鬼」です。
「俺は感染していないのか?」 周りの人で少しでも咳こむ人がいたら、
「あいつは感染者ではないのか?」 等々

世界ではフランス、イギリス、ドイツと、かなり厳しい「ロックダウン」が実施されています。
まだ日本はマシな方。
再び自由に海外を旅する日が、少しでも早く来ることを願うばかりです。

当社も幸いスタッフ一同、一人の感染者も出さず、
無事に仕事を終えることが出来ました。
かなりタイトなスケジュールでしたが、
年内に納めるというお約束を果たす様、休日も返上して作業にあたり、
なんとか形にしてお届けする事ができました。
今年の前半にイギリスから入れたディノと、
昨年からレストアをしていた365BBの2台です。

どちらも年が明けたら、再度修正を行うため、
今回は2台とも運搬にはローダーを用いました。
私にはその時点で「ベストを尽くす」これしかありません。
それが80%の時もあるし、99%の時もある。
常に時間との闘いです。

作業をやる側から言わせて頂くと、
「レストアは自動車の場合、複合的な要素が掛かるから簡単では無い」
「何故か?」 言うまでもなく自動車つまり走る為の機械であるからです。
しかも古くても「スポーツカー」と名が付けば、
その走りは軽自動車と同じ? では許されません。
お客様は、アクセルを踏み込めば気持ち良く吹け上がるエンジンを求め、
ハンドリングにはシャープさを求める。
その前に誰もが驚く 「美しい塗装、美しいシルエット」
これが大前提です。
なので当然一人の人間では出来ません。

優秀な「板金塗装屋」
同じくエンジン屋
同じく内装屋
同じく電気屋
同じくガラス職人
これらをサポートし、マネージメントをするのが私と言うことになります。

私が一番好きな時間は、完成した車を眺めて各部をチェックし、
走らせてその感覚を確かめ、
それを何度も繰り返し、80%を99%あるいは100%にしていく過程です。
この最後の20%を引き上げるのが「センスで有り」 細かい拘りである訳です。

私が毎年30年間も訪れたアメリカの「ペブルビーチ コンクールデレガンス」
此処に出てくる車は殆どが「完璧なレストア」を施された車達です。
プロの私が見ても、思わず唸るくらい。
100%では無く、120%以上の仕上がりも良く見かけます。
そこで審査の前に熱心に磨いている専属のメカニックに聞くと、
俺たちは「プライドをかけて仕事をしているんだ」
そういう答えが返ってきます。
下の写真を見れば解るでしょう。

果たして我が日本で、車の整備レストアで「プライドをかけて仕事をしている人間が何人いるの?」
そういう話です。
彼らの仕事は、「金額、時間は無制限」
これをまず初めに顧客に担保してもらい。
一度出来上がったら、プロのコンクール審査員にお金を出してチェックをしてもらう。
そしてもう一度「ばらして」 問題点を一から直す。
この作業を平均3回は繰り返すそうです。

CIMG2283_20210101142058fbd.jpg
CIMG2284_202101011420597de.jpg
CIMG2286.jpg
CIMG2287_2021010114210290d.jpg
CIMG2291_20210101142104bf0.jpg
CIMG2292_202101011421059d2.jpg
CIMG2293.jpg
CIMG2294_2021010114210887a.jpg
CIMG2295.jpg


CIMG2297_20210101142742f01.jpg
CIMG2304_20210101142743ede.jpg
CIMG2298_20210101142743418.jpg
CIMG2305_20210101142744b40.jpg
CIMG2306_20210101142746c9f.jpg

彼らがコンクールのジャッジ
P1080752_202101011432402e5.jpg

私は毎年30年間も よくここに通ったと思う。
一つの学校みたいなものだから。私にとって。 
これは2014年の時
CIMG2321_20210101142747054.jpg

当社の場合?
ジャッジは私ただ一人だけ。
だから偉そうに聞こえるかもしれませんが、
この手のスポーツカーに関する私の46年間のキャリアが役に経ちます。
ここからはコマーシャルにもなりますが、
70年代のフェラーリ ランボルギーニのレストアで、
キャステルのクオリティを超える専門店は日本には存在しない。

その理由は、ただ単に46年間の経験値だけで無く
今まで120回も海外のイベントやコンクール、専門店、コレクターなど
見聞きしてきた実績。
それを元に1990年頃から始めた日本における1970年代のスポーツカー
ディノであれ、ミウラ、カウンタック、ボクサー、デイトナなど、、、
それらの試行錯誤。
それがキャステルの実績で有り、誇りでもあるからです。

願わくば、私を超える位の情熱を持つ男なり、店が現れてくれる事を期待します。
その為なら私は喜んでノウハウを伝えます。
その一環として それぞれのレストアノウハウ本を
カウンタックLP400,ミウラ、ディノ、ストラトス、エスパーダ
そして今、365BBを作っています。

kazu-9 (2)

見ればわかりますが、この本達は完璧にプロ仕様です。
私はあと何年この世に生きれるか解らない。
けれど車の価値は「永遠」です。
いつまでも1970年代の名車達が綺麗に元気で走れる事を願って作りました。

是非そのあたりの車をお持ちの方で、
「記念に残る、記憶に残る車を作りたい」
そう思われる方がおりましたら、是非当社にご連絡下さい。
必ずや期待に応えます。
相談は
castelauto@hotmail.com
こちらまで連絡下さい。

2020年 12月の暮れ
キャステルオート 社長
鞍 和彦


プロフィール

CASTEL AUTO

Author:CASTEL AUTO
「子供の頃から純粋に車が大好きだった」

そんな無邪気な少年は自然の成り行きで1974年伝説のシーサイドモーターに入社。
46年経った現在も車に対する愛情と情熱は冷めやらぬまま
今日もひたむきに走り続けている。

キャステルオート
鞍 和彦

最新コメント

最新トラックバック

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード

QR