皆さんおはようございます。
私にとり ディノは始めて走らせたフェラーリ (1974年の秋頃)
数多くのお客様と対話し、販売してきたとても優れた「商品」 (206を15台 246を70台)
レストアなる仕事に手を出して、始めてその奥深さを教えてくれた車
ついでに言えば、無謀にもサーキットで走ろうとオーバーフェンダーを付けて
富士と鈴鹿で走らせた若いときの遊び相手 (サーキットで走る車では無い)
なので事ディノに関しては100%の知識と経験があると自負している
だから今は日本全国、北から南まで当社にディノを買いたいとお客様に来て頂いている
特に今年は今月まで既に4台を買って頂いた。
そして今日、当社でかなり手をいれたこの美しいクーペを紹介することができて
とても嬉し気持ちだ
このディノは地方の方に12年前に買って頂き、
大事に扱われてきた
勿論シャッター付きのガレージだ。
その間 約5000キロの走行の中、大きなトラブルは一度も無い
けれど私の考え方で
産まれてから50年以上も年月を重ねてきた「走らせることが目的のスポーツカー」
だから次のオーナーが安心して更に10年、20年とドライブ出来るように
1,エンジンを降ろして、燃料系、水回りのホースを全部交換する
2,それに伴い、エンジンの圧縮を図り、正規の値で有るのを確認したら
カムシャフトのシムの調整を行う
3,消耗品の アクセルとクラッチのワイヤーを交換する
4、次はクラッチの点検、オーバーホール
ブレーキに関しては全く問題は無い
5、内装のリニューアル シート張り替え(本物のレザーで) カーペットも交換
ダッシュボードの部材も張り替え
これらのディノの納車のためのスタンダードな項目をクリヤーさせ
お客様に、「安心。安全、楽しい時間を過ごせる」 ディノを提供する
それの対価は?
申し訳ないが、貴方が想像するよりも高いだろう
その理由は?
世界的なビンテージカーへの価格の見直し
但し、これは人気がある物と、そうでないものはかなりの差が出る
勿論ディノは世界的に価格が上昇している車だ
良く比較される ポルシェの911だがそれよりも遙かに高い
限定の 73のCalera RS よりは安いが
ところでディノと言う車
見ただけではこの車の本質は100%分らない
スキルのあるドライバーが箱根あたりを走らせると
非常に速いのだ。
その条件は、2速から4速まで常にエンジン回転を3500回転以上にキープし
アクセルを上手に使い上は7000回転まで回すこと
このエンジンはある意味 回せば回すほど高回転での周り方が軽くなり
非常にキレの良いエンジンになる。
ところがちまたのディノオーナーの走らせ方をみると
大抵 3000~4000回転くらいでシフトアップし
それ以上回そうとしない人が多い
それでは宝の持ち腐れ
私が正しいドライブスキルをちゃんと教える。
それがキャステルで買う意味だ。
今回の車はエンジン、ミッション共に非常に調子がよい。
まずは当社を訪ねて私の横でドライブフィールを感じることから始めてくれ。
是非お待ちしています。
夏場重宝する、クーラーも当社で付けている。
ヘッドライトはHIDに変更済み



シートはレザーで貼り替え、その時に中身のウレタンも交換する
パワーウインドウ付き。


エンジンは降ろして、完全な整備をする。
その際ヘッドカバーも外し、色も塗り替える。 赤でも黒でも


これがクーラーユニット、見てくれは悪いが良く効く


このダッシュも、もっとオリジナルな マウスフェアーに変更する

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