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Mustang GT350

皆さん おはようございます。

本日は本職に戻り私のお勧め車の紹介です。

1960年代フォードの大ヒット作と言えば「マスタング」
日本語で言えば「荒馬」
いかにもアメリカの西部開拓時代を彷彿とさせるネーミングです。
ポニーカーの愛称で当時、アメリカの若者の間で大人気でした。

フォードは販売戦略として
ファストバック
ノッチバック
コンバーチブル
この3種類を製作しました。

オリジナルのエンジンパワーに飽き足らない一部のユーザーの為に
フォードのレース部門を担っていた「キャロルシェルビー」監修で
「GT350」というモデルを作り上げました。

私が1990年から毎年30年間通った
アメリカのモントレーで行われる クラッシックカーレース
ラグナセカサーキットを走る60年代のプロダクションカーのカテゴリーでは
このマスタングがダントツの速さです。
とてもOHVエンジンとは思えない高回転の甲高いサウンドでストレートを
駆け抜ける、このマスタングは今見ても新鮮です。

最近のコレクターズカーの相場高騰に、
このGT350も例外では無くアメリカのオークションでは
軒並み高額な金額で落札されています。

私の記憶では ノーマルのマスタングが5万ドルくらいの時
このGT350は3倍の15万ドル
10年ほど前の価格です。

ところが今や35~40万ドルが当たり前の相場
いつも私が言うセリフ
ビンテージの人気車種は必ず「値が上がる」
なので、この車も今持っておけば5年後、10年後が楽しみ。
その間、手間のかからないこの車でドライブやラリーイベントを楽しめば良い
そう思います。

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ここからはより詳しく解説したマニュアル
興味のある人は 読んでくれ。

「マスタング・シェルビー GT350 1966 」
(VIN: SFM6S1729 )

「オオカミの皮を被った羊」とでも表現すべきか、
1996 年モデルは GT350 シリーズの中でもベストだとの評判だ。
本車両はガードマンブルーとオプションのウィンブルドンホワイトのストライプにその身を包み、
特別ホイールと折り畳み式の後部シートを備え付けた一台である。

普通乗用車として納車されたものの、オーナーとしては
もっとパワフルかつ軽量、その上、取り回しの良いバージョン、
つまりは公道でも走行可能でありつつ、コースに出ればレースをかき回すような車が欲しかったらしい。
その為、本車両は 「GT350R レースカー」をインスピレーションに、
純正の新品「R」パーツを使用してアップグレードが施された。

改良箇所にはファイバーグラス製のフロントフードとバランス、ロールバー、
プレキシガラスのリアウィンドーも含まれている。
更にはリアバンパーと後部座席は軽量化のために取り外され、
代わりに「R」ファイバーグラスパッケージのシェルフが取り付けられた。
また、R モデルのように重量を分散化するため、バッテリーをトランクへと移動し、
燃料電池は貯蔵タンクの位置に配置された。
燃料の温度、圧力、そして水の温度をモニターする三つのモト・ゲージの計器も
ダッシュボード下部に取り付けられ、
安全性向上のためにシンプソンの 4 ポイントのレース用シートベルトと消火器も設置された。

カネパ・デザインはオリジナルのバンパーの取り付けと、
プレキシガラスのリアウィンドーを純正オリジナルのガラスに交換する作業に携わった。
その際に取り外された GT350R のフロントバランスとプレキシガラスウィンドー、
その他同様に取り外されたシェルビーのパーツ
(燃料タンク、後部座席、キャブレーター、スプリング及びショックアブゾーバー)も
今回のディールに含まれている。

車はいくら見た目が良くても、それ相応の馬力が無いことには全てが台無しである。
搭載されている 289 V8 型エンジンはレース仕様の大きなオイルパン、
稀少なフォード「X」インテイクマニフォールドと4つのウェバー48mm ダウンドラフトキャブレーター
(フォード GT40 に使用されたものと同じ)でアップグレードされ、
同時にストックユニットはウィンザーヘッドへと交換され、
空気の循環を良くするためのフッカーのヘッダーが設置された。
エンジンはフルに整備・調整され、ソリッドリフターコンペティションカムが装着されている。
お陰で今や出力は370+馬力にも上るほどである。
リビルド及びアップグレード以降のエンジンの走行距離数は僅か 5,000 マイル(約 8,050km)ほどで、
主に公道、たまに SAAC レース走ったほどである。

造り出されるパワーを余すことなく使うために、リミテッドスリップディフェレンシアル、
トルクトラストアロイホイールと BF グッドリッチのコンペティション用 TA R1 235-60ZR15
タイヤが採用されている。
その他にもコンペティション用ショックアブゾーバー、硬めのスプリング、
大型のアンチロールバーにサイドパイプといったパーツが取り回しを良くするために
採用されている。

ビンテージのコースや SCCA レースが主戦場なのは勿論のこと、
このユニークなシェルビーは公道でも注目の的である。
また今日でも、コロラド・グランドといったようなツアーに参加するには
うってつけな一台であるのは間違いない。
コンディションも素晴らしく、キャロル・シェルビー直筆のサイン入り、
更にはシェルビー販売時のオリジナルの書類のコピーも付いている。

これがアメリカ マサチューセッツ州にあったときの車検証
1966年 車名は マスタングでは無く SHELBY とある。
型式はGT350 これが本物の証だ。 コピーが多いからね
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注目の価格は この車がドイツに有るせいか、アメリカのマーケットよりも
かなり安い
3500万円 + 消費税
持っていて損は無い。

問い合わせは
☎ 045-663-4660 まで。

プロフィール

CASTEL AUTO

Author:CASTEL AUTO
「子供の頃から純粋に車が大好きだった」

そんな無邪気な少年は自然の成り行きで
1974年、伝説のシーサイドモーターに入社。
49年経った現在も車に対する愛情と情熱は冷めやらぬまま
今日もひたむきに走り続けている。

キャステルオート
鞍 和彦

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