フオード GT40 -2

みなさんおはようございます。

連休なので箱根でも行こうかと思いましたが、帰りの東名の混雑を考えると、
2の足を踏んでしまいます。
オートマならまだしも、マニュアルでクーラーもろくに効かない車なら
なおさらですよね。

さて、前回そのマニュアルでも殆ど当時のレースカーのリメイクである
GT40のお話でした。
当然、レプリカであるわけですので、いろんなメーカーから作られています。
有名なのは、ERAとかサファイアとか、今回のモデルはアメリカで そのこだわりで
かなり評価が高い スーパーフォーマンス社製のGT40です。

ここではACコブラ427のレプリカとかも作っていますが、
このGT40もその代表作です。
勿論オプションも多岐に渡るわけですが、今回の車はクーラーも着けた
フルオプション仕様とのことでした。

当社のガレージに着いて、水やらオイルやらの点検を一通り済ませて
スタータースイッチを押すと、V型8気筒OHV 7,000ccの
ハイチューンエンジンは一発で始動しました。
低回転では ばらつく音を出していますが、
ちょっとアクセルに力を込めると、(アクセルを踏むというより押す感じ)
瞬時に反応し、かなり整った排気音を出してくれます。
ドライバーのポジションはいわゆる昔のレーサースタイルというやつで
足はまっすぐペダルに伸ばし、少し遠いステアリングをストレートに手を
伸ばすという感じです。
シートは調節が効かないので、ペダルがその代り前後に移動します。
何故かステアリングの径が大きく、膝にあたり操作しにくいので
スペーサーを入れ、径も小さいのに交換すれば良いと思います。
勿論乗り降りにはワンタッチで外れるステアリングを外さないと
殆ど無理です。

このGT40は 1966年にルマン24時間レースで1~3フィニッシュしたわけですが
そのスタートの際有名なルマンスタート、コースの反対側から
車に駆けて行き、ドライバーが飛び乗ってシートベルトをしてスタートすると、
これはなかなか大変だったろうと思います。
勿論この車にも4点式のシートベルトハーネスが着いています。

予想していた通り、クラッチはかなり反力のある重いものでした。
ただ、完全なレース用のメタルクラッチでは無く、普通のクラッチディスクが
入っているそうで、繋げるタイミング、繋がり方は特に難しいものでは
ありませんでした。踏む力が必要なこと以外は。
それと大きな要因はエンジンです。
気難しい12気筒とは違い、7000ccもあるエンジンです。
下からも強大なトルクを発生して1000回転から少し上げるだけで
軽く車を前に進めるのでした。
車重はほとんどディノと同じ、1250キロです。
ディノは190馬力、こちらは500馬力、
そのパワーが予想できるでしょう。

さて、私とメカの二人を乗せて、いつもの大黒PAを目指しました。
勿論、初めは恐る恐るという感じです。
シフトレバーは右にありますが、ストロークが短い以外は
特に違和感はありませんでした。
ちなみに私は右ハンドルでも左でも乗った瞬間から適合します。
ここらがプロたる所以です。
但し、シフトレバーにはフェラーリのようなゲートは無いので
無理な力は入れず、センターに戻るスプリングを感じて丁寧に操作することが必要です。

私が初めて乗る車の場合、まず試すことはブレーキの利き具合、
次にステアリングの反応、つまりサスペンション、
その次にエンジンの吹け具合です。

この車の場合、ブレーキはサーボは無いものの、4ポッドのキャリパーと
大きなスリット着きのディスクが装備されているので、
特に問題はなさそうでした。踏んだ感じもじわっと効くという感じです。

問題はサスペンションです。
全てスタビライザーもピローボールで繋がれ、(レースカーなら当たりまえ)
ステアリングを操作した時の反応が固いのです。
勿論、まだ新車ということも考慮しなければなりません。
ですので私はコーナーも無理せず反応を確かめながら流しました。

まだエンジンも3000回転以下で、3速くらいまでです。
無事に大黒PAに到着し、集まっている国産車の集団から熱い視線を浴びながら
奥のトラックのエリアに停めました。

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視界は思ったほどは悪くなく、ランボルのカウンタックなどと同程度です。
驚いたのはクーラーの効き。
かなりよく効き、風量も強いのです。
さすがに新車たる所以です。
でないとサウナ状態になるのは明白ですが。

さてもう一度メカに水漏れ、オイル漏れ等が無いのを点検させ
再スタートしました。
出口直ぐの直線部分で、試しに3000回転から上に踏むと
そこからは怒涛のパワーが一瞬に湧き出る感じで4500回転でもう充分でした。
多分慣らしが終わり、6000回転も回せば確実にモンスターの
本領を出すことでしょう。


その馬力はF40のような綺麗にターボが効いてワープする加速感ではなく
獰猛なバイソンが後ろから押し出すような、人間が普段経験できない
野生のちからを感じます。

比べるとフェラーリの458や430のデジタルのモーターのような
加速感とはかなり違いがあります。
つまり究極のアナログエンジンというやつです。

私は一旦工場に戻り、撮影のために いつもの山手に向かう頃は
かなり慣れ、エンジンも瞬間4000回転以上に回し
この車の面白さが存分に判りました。
勿論好みもあるでしょうが、この人間には太刀打ちできない
圧倒的なパワーを目のあたりにすると、却って畏怖の気持ちが湧くのは
何故でしょうか。

またその感覚を非常に面白いと私は感じました。
この車は今日現在、まだ売り車です。
予備検査をすでに通っているこの車、(普通新規車検はかなり困難)
是非、趣味の選択に加えて頂きたいと思います。
面白さは私が保証します。
しかも価格は2000万以下です。

この金色のボディカラーの理由は、1966年のルマンで
1~3フィニッシュした時の3位のGT40がこの色だったからです。

現車を見て、その排気音を聞いたら、貴方は納得してその迫力に
お金を出す値打ちがあると悟るでしょう。

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