皆さん おはようございます。
先日、日本ハムファイターズ、ファン感謝祭での新庄監督の登場シーン
彼がオープニングに乗って来た白のカウンタック 正確には5000S
これは私が数年前、イタリアに出向き買ってきた車でした。



ここの社長とは20年前からの知り合い

ランチに連れて行かれて 食べたのはウサギの肉入りパスタでした(笑)

当社にも問い合わせが多く入ったので簡単に説明しておきます。
この車は日本への搬送後、車検を取り札幌のお客さんに納車致しました。
私も映像を見てビックリ!
この機会に少しでも多くの方に興味を持って頂けたら嬉しい限りです。
確かに価格に関しても、数年前より相場は上がっておりますが、
一億までは行っておりません。
カウンタックは 最初期の「LP400」から始まり、次にオーバーフェンダーを纏った「400S」
次に排気量のみを5000ccにした今回の「5000S」
エンジンを2バルブから 4バルブにした「クワトロバルブ」(4という意味)
そして最後に「アニバーサリー」というモデルが出ました。
私がシーサイドで扱っていたのは、初期のLP400が大半で(150台の内10台)
1978年に「LP400S」が入ってきて、それはサーキットの狼の原作者
池澤さんに購入して頂きました。


現在は主にLP400のレストアを依頼されることが多く、
現時点で2台を手がけております。






デザインは勿論、似て非なる物はなく素晴らしいのですが、
例えば、箱根を走らせて面白い車ではありません。
数年前に映像会社の企画で箱根に私がミウラとディノ、
他にカウンタックLP400を持ち込み、ドライバーは元F1パイロットの鈴木亜久里さん
という金をかけた企画がありましたが、
彼はミウラを走らせ戻ってきたら、「久々に感動した」と満面の笑みを浮かべ
ディノも大層褒めてくれました。
「これほど乗りやすくバランスが良い車は珍しい」と。
ところがカウンタック走行後に戻ると「期待はずれだった」と。
車とは実際に走らせてみないと中身は分らない。
運転はそれを教えてくれます。
だから私は常に「走り」に拘るわけです。